渋江和彦 | 那須高原こたろうファーム
2022.03.17春の種まきが始まりました!
暖かい日が続いています。夏とはいいませんが、あつすぎるくらいの日もちらほら。こちら那須高原では、ようやくふきのとうも見え始め、本当に春がきたんだなと実感します。
冬場あまり野菜をつくることができず、イライラした毎日を過ごしていましたが、ようやく畑に種まきができる季節となりました。例年もうちょっと早めから畑を耕したりするのですが、今年は寒さが長引いた感があり、トラクターを動かしたのは3月入ってから。
昨年より10日くらい遅いかな、という感じです。
その10日分、どこかで取り返さなけらばならない辛さはあります。でもお日様を浴びながらの作業は何物にも代えがたいですね。
今日は、畑に直接種をまくお話です・・・
写真はなんの種をまいたでしょうか・・・
わかるわけないですよね(笑)
こちらはにんじんをまきました。
にんじんといっても1種類ではなく、
普通のにんじん、スティックタイプのオレンジ、赤、クリーム、黄色、紫など。全部で6種類程度。
種まきといっても1種類だけまくことはほぼないです
種まきは小松菜農家なら小松菜を、ほうれん草農家ならほうれん草をということになります。けどこたろうファームの場合は、1品種だけまく、ということはほぼありません。
そのときにまくものにもよりますが、先ほどのにんじんのように、だいたい5~6種くらいでしょうか。
畑の準備と同時進行だったりするので、そんなときは、昨日は1品種、今日は1品種、あしたはまた別の1品種、という感じで短期間でいろんなものを。
一緒にまく種は似た者同士
やみくもにいろんなものをまくと、発芽して成長しているときの管理や収穫が大変。
なので、一緒にまくものは似た者同士が多くなります。イレギュラーもたまにありますが、そのイレギュラーがのちのちボディーブローのようにしわよせが来ます(笑)
今回は
にんじん=オレンジ、赤、紫、クリーム、黄色のスティックと5寸にんじん
葉物=ルッコラ、レッドリアスからし菜、サラダ水菜、紅水菜のサラダ向け、小松菜
かぶ=あやめ雪かぶ、赤かぶ
春先なので、欲張りすぎてますが、多いとこれくらいの種類になります。
どんな風に販売するのか
にんじんは、数種類の色ミックスで「カラフルスティックにんじん」として販売。太さは鉛筆くらいの太さから販売始めます。
5月下旬ごろからの予定です。
葉物は「高原野菜のサラダセット」に。これにサニーレタスの小さめの入れたり、ラディッシュを入れたり、その一袋で彩り豊かなサラダを作れるように。
このセットはこたろうファームの人気の定番セットなので、なるべく途切れず出しています。今現在はハウスで育ったもののセット。
今回まいた露地ものは4月中旬ごろから。ハウスものとの味の違いを感じていただけるかと思います。露地ものは風雨にさらされているのでしっかりした味わいです。
かぶは単品売りが多いですが、じつはマイクロかぶなんてのもやっています。マイクロかぶは1~2センチ程度の葉付きのかぶ。そのままローストしたり、生のままサラダにそえてもらってもOKです。
予定より遅れそうですが、4月に入ったら「那須高原の旬の野菜の詰め合わせ」を再開予定です。
まだまだ朝晩冷えることが多い那須高原でじっくり育った野菜をお楽しみくださいね。
もうちょっと、ちょっとだけお待ち下さい!
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