名前は非公開でとシェフに言われているため出せませんが、現在九州で常陸野栗豚「雫」(年に数頭しか出せない、当牧場の優良血統)を卸しています。
ありがたいことにこの一皿を食べるために、日本は元より海外から予約していらっしゃるお客様もいるそうで、育てている私たちはほんとうにビックリしています。
もうひとつびっくりするのは、数ヶ月熟成させ
入店に合わせて火にかけては休ませてをして三時間かけて焼いているとのこと。
こんなに大切に調理していただき、大切に召し上がっていただくのは生産者冥利につきます。
ここのところ取引先やお客様からいただくメッセージに励まされています。
元々は父が始めたデュロック純粋種の育種ですが、父が始めて20年余年、私が小学生の頃は母豚ふくめてすべてデュロック純粋しかいませんでした。これがどれだけ大変なのかは同業者の方はよくわかると思います。
デュロックを愛しすぎるあまり、遺伝的価値として、この血統を守ることしか考えず、あまり豚肉として売りたがらない父。
父はデュロックの純粋を大量生産すること考えていましたが、生産効率の悪いデュロックの純粋を維持するのは無謀でした。
そして気がついた時には経営的には手遅れで、父は破産することになりました。
私は高校卒業後、神奈川で二年間の研修、鹿児島の霧島市で麹飼料の勉強をしたのち、兵庫県の姫路でいまはなき播州ハムさんでハム作りを学びました。
小さい頃からデュロックの純粋を食べて育った私は、やっぱりあの味は忘れられませんでした。
だからこそ、私はこの常陸野栗豚を後生に残していけるように価値を分かっていただけるように努めていきたいと思っています。
月3~4頭しか出荷できないからこそ、大切に大切に手を抜かず育てて皆様にお届けします。
昨日、2月中旬発送予定の1頭を屠殺場に持っていきました。21日受取にいって参ります。
おかげさまで肩ロース、ヒレは完売しておりますが、
ロースしゃぶ、バラしゃぶ、挽き肉は少し余ってしまいそうです。
もしよろしかったら是非、常陸野栗豚を召し上がってみてください。