お代は物々交換で。〜大量のワカメが卵○○○個に?〜

三陸の漁師、千葉豪君がうちに来てくれました。

その際に持ってきてくれたのが大量のワカメで、写真ではわかりづらいのですが一袋が両手を回して持つような量で、この大量のワカメを二袋も持ってきてくれました。

話によると販売企画から外れてしまったようで持て余してしまってるとのこと。

ニワトリの餌を鍋で煮込むときに使えないかと言われて、今日からニワトリの餌になる魚を煮込むときはこのワカメが入ります。

ものすごい卵になると思います。

そしてもちろんお代は物々交換で。

こちらも200個ちかい大量の卵を渡して、お礼と致しました。

以前にも書きましたが、その昔、車もなにも無いような時代は海と山とでは食生活も違いました。

山の人たちはなかなか海のものを手にいれられなかったし、反対に海の人たちは山の物を簡単には手に入れられませんでした。

私が読んだ本の中にも、農家が卵を持って漁師のところに魚と交換しに行った昔の話がありました。

今となってはどちらの物も簡単に手に入る時代ですが、本当はとても貴重な物であり、一食一食がありがたいものなのです。

僕はこんな繋がりをもっともっとつくっていきたい。

交換できるものが何もないなんてことはありえない。

物と技術の交換でもいい。

物と労働の交換でもいい。

物と想いの交換でもいい。

物々交換は古くて新しい人と人との繋がり方だと思っています。

うちの卵や野菜と何か交換したい方は、ぜひご連絡ください。

大きな場合によっては一年間分の野菜や卵の配送セットが無料になったりもします。

そして、買い物するよりも物を手に入れることが楽しくなりますよ。

これからもそんな付き合いを宜しくお願いします。

 

2018.3.10

Writer

福島県相馬市

菊地陽子

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