あんぽ柿はこんなふうにしてできます

収穫後すぐに加工するのではなく、コンテナに保管して追熟させます。
こちらの写真は蜂屋柿という品種で、アルコール等で渋抜きしてもあまり美味しくありません。干し柿用といってもよいくらいなので、見た目はあまり気にしません。

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一気に皮を剥くわけではなく、まずはヘタとその周りの皮を向きます。機械で処理することもあって真っ平らになります。

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皮を全て向き終わったら紐にヘタを引っ掛けて吊るします。

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長方体のビニールで覆って硫黄燻蒸します。殺菌効果があるので、柿がカピカピに乾かない状態でも保存できるようになります。

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燻蒸が終わったら干していったん待ちです。待ちといっても何もしなくてよいわけではなく、日々の気温や湿度に合わせて小屋の窓の開け閉め等をして乾き具合をコントロールします。

最近では遠赤外線等の機械を使って乾燥させる、ほぼ工場のような施設もありますが、うちでは完全に自然乾燥なので、非常に天候に左右されます。

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上の写真は干し始めてから1周間程度経ったもの。オレンジ色が剥きたてより濃くなってますね。

自然乾燥の場合、1ヶ月程干して完成です!

(2016.12.1)

Writer

福島県伊達郡桑折町

亀岡隆宏

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