【つながるポケ○(マル)日記】「ぼくたちは命を食べさせてもらってるんだよ」ーポケマルおやこ地方留学を終えて小学1年生が感じたことー

※こちらではポケットマルシェ公式noteにて2023年2月に公開した記事を再掲載しています。



「もうすぐ子どもは夏休み、でも親は日中仕事がある🌀」小学生以下のお子さんのいるご家庭でよくある悩みの一つではないでしょうか?

皆さんは、夏休みをお子さんとどう過ごしていますか?

昨年の夏季より始まったポケマルおやこ地方留学 は、親子でポケマル生産者さんのいる地方を訪れ、実際に農家、漁師、猟師さんのもとで色々な体験をしたり、親は宿泊施設でワーケーションができるというものです。

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ポケマルおやこ地方留学での過ごし方


昨年、第一回目の開催は、ポケマルの代表、高橋博之の出身地である岩手県での幕上げとなりました。岩手県花巻市遠野市釜石市大槌町の生産者さんたちのもとで学ぶ体験プログラムとワーケーションに親子で参加できるプログラムでした。

今回は実際にポケマルおやこ地方留学に参加されたある親子さんに体験の感想を聞いてみたので、ご紹介したいと思います。

小学1年生の息子さんをもつ東京都内在住のYさんは、昨年の夏と冬の2回に渡り、ポケマルおやこ地方留学に参加しました。Yさんはもともと農学部のご出身で、息子さんにも自然の体験をさせたいという気持ちはあったものの、地方に子どもを連れていくと、基本はつきっきりになり、ご自身が仕事ができなくなるため、なかなか難しいと感じていたそうです。そんな中、たまたまSNSでポケマルおやこ地方留学のことを知り参加されたといいます。


Q. 「ポケマルおやこ地方留学」の魅力や再び参加されたいと思われたポイントを教えてください。

東京では絶対にできない体験をさせてあげられること、夏と冬ではまた全然違った体験ができそうなこと、現地の生産者さんやポケマルのスタッフと再会することで、息子さんとって第二の故郷ができるといいなと思ったと話してくださいました。

なにより夏の期間が終わり、冬に参加したいかと子どもに聞いたところ、「絶対に参加したい!」と言っていたことなどから、再度参加させていただくことに決めました。

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電車の到着時に参加者さんを迎えに行く代表の高橋博之



Q. どんなことが楽しかったですか?

息子はどれもとても楽しかったそうですが、夏は特に鹿を狩りに行く体験がセンセーショナルだったようです。命の大切さを学べたのかなと感じています。

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鹿を狩りに行く体験

河童隊になって川を上流から流れる体験して、水が冷たくとても寒かったとのことでしたが、途中橋の上に寝っ転がってみんなで暖を取ったりと、些細なことでもとても印象に残っていたようです。

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河童隊になって川を上流から流れる体験

冬もどれも楽しかったとのことでしたが、馬のお世話をし、乗馬して山を歩く経験はここでしかできない体験だと思っています。雪で遊ぶということが普段できないので、大汗を書きながら毎日楽しそうに帰ってきました。

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馬のお世話を体験

夏は遠野の街中にシェアハウスのような形で滞在していたのですが、一緒に参加した親子ととても親しくなれたことが印象的です。東京より涼しいので、休みの日には自転車を借りて遠野の街中を散策したり、遠野の美味しいビールを飲んだりと、日々心身ともに豊かな生活ができました。もっと長く滞在したいなと、名残惜しい気持ちで遠野を発ちました

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生産者さん、親子、スタッフの交流会

冬はふるさと交流館で過ごしましたが、夏と違って夜に毎食ごはんを準備していただいたので、特に子供のご飯のことをほとんど考えずに過ごすことができたのが、とてもありがたいポイントでした。部屋の中もとても暖かく、快適に仕事ができました

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親としては日頃の仕事のリズムをほぼ崩さずに参加できることもあり
ほとんどハードルはなかったように思います。
今回は長男と私の2人で夏冬ともに参加をさせていただきましたが、
ワーケーションというものがとても身近に感じられるようになりました。

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ひまわりの小豆収穫を手伝う子どもたち

子どもの成長は、日々の生活の中ではなかなか見えづらいですが、
こうして特別な経験をすること、その時に近くにいることで、一気に子どもが大きくなる瞬間を感じることができ、
とてもよいプログラムだと思いました。



Q. ポケマルおやこ地方留学を終えて、日常生活に何か変化はありましたか?

命というものを食べて生きているんだということを、子どもながらに少しですが理解をしたように思います。ごはん時に「いただきます」「ごちそうさまでした」というとき、弟に「ぼくたちは命を食べさせてもらってるんだよねー」ということを得意げに教えていたことが印象的です。自然との触れ合いを経て、何にでもチャレンジする姿勢も学べたような気がします。

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狩を終え、仕留めた鹿の命に感謝をする親子


ポケマルおやこ地方留学を通して、息子さんの成長を近くで感じることができたのがとても印象的だったと話してくださったYさん、今後も、日々過ごす中ではできない体験を、もっと積極的にお子さんにさせてあげたいと仰っています。


ポケマルはもともと知っていたけれど、使ったことはなかったんです。今回、ポケマルおやこ地方留学で実際に、お世話になって、つながりができた、生産者さんから食べ物を買いたいと思うようになりました。


今年もまた、岩手県の生産者さんの元をポケマルおやこ地方留学で訪れたいと話してくださいました。

貴重なご感想をお寄せいただいたYさんにも感謝をいたします。



ポケマルには、7,200名を超える農家さんや漁師さんがいます。これらの生産者さんは毎日、自然と向き合う、海や山、畑のエキスパートたちです、その生産者さんたちの元で学べる「サマースクール」と自然環境の中でリモートワークができる「ワーケーション」、今年の夏には引き続き岩手に加え、北海道、和歌山県、福岡県の4地域で開催を予定しています。ぜひこの機会に親子でご参加を検討されてみるのはいかがでしょうか?



関連リンク
♦︎ ポケマルおやこ地方留学 公式サイト

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