【醤油・日本酒など「調味料・酒類」の販売拡大📣】CHEESEDOMさんへインタビューしました🎤
醤油や味噌、酒などの発酵や醸造を伴う食品は、日本の各地域に根付いた大切な食文化の一つです。多様な日本の食文化を守っていくために、調味料、酒類などの発酵や醸造を伴う食品の魅力をより多くの方に発信すべく、原材料を自身で生産していない事業者でも、自社で発酵・醸造を行った食品であれば、ポケットマルシェで出品が可能となりました!生産者さんにお話をお伺いすると、全ての商品は職人の腕、知恵があってこそのもの。一人でも多くの方に届きますように。今回お話を伺ったのは、CHEESEDOMさん北海道久遠郡せたな町の広大な牧場でチーズを作っているCHEESEDOMさんにお話を伺いました。—CHEESEDOMについて教えてください。僕と先輩で一緒に始めたチーズ工房でオーガニックチーズを作っています。チーズに合う牛乳をつくるために、有機グラスフェッドという牧草だけを与えて牛を育てています。チーズ作りをしたいと思って牧場を探しているときに、先輩が有機グラスフェッドを使用した放牧をしているということで、一緒に始めました。—有機グラスフェッドとは牧草のことですよね。他と比べてどんな違いがあるのでしょうか?草木だけでなく豆やとうもろこしなどの穀物が飼料になるのですが、僕らの牛は牧草だけを与えており、とにかく牛が健康に育ちます。また、夏は青草、冬は乾燥させた草を食べているので、夏のチーズは黄色が濃く、冬は白い色が強くなるといった感じで季節に応じたチーズができあがります。—そうなんですね!チーズの原料でもある生乳作りのこだわりはどんなところにありますか?牧場から工房までは距離はあるのですが、ストレスを与えないように牛乳を手運びしています。—牛さんの健康だけでなく、牛乳にも気を遣っていらっしゃるんですね!はい、やはりチーズは7割くらいは牛乳の味に左右されるのですごく気を遣っています。チーズに関しては微生物の力で美味しいチーズができるので、僕たちはただその手助けをしている感じですね。—オーガニック認証を取得されているとお伺いしました。大変なことも多いのではないでしょうか。はじめは大変でしたね。書類を取るところからはじまって、工房内の視察もありました。認証が取れてからも年に1度は検査員がやってきます。大変は大変ですが、チーズにもJASマークがつくので、僕たちだから作れたチーズになっています。また、チーズを作るにあたって工房長が3ヶ月ほど北海道の老舗工房で住み込みで修行したんですが、うちの工房と勝手が違うのでそのあたりでは苦労しましたね。牛乳も気候や健康状態によってかわるので、香りを嗅いで味わってから調整しています。—CHEESEDOMさんにはさまざまなチーズがあると思いますが、一番人気はどちらのチーズですか?一番人気はカマンベールタイプの「瀬棚 (せたな)」です。ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストで金賞をいただきました。カマンベールチーズはフランスのノルマンディー地方で作られているんですが、せたな町の地形や気候が似ているので、カマンベールに適した牛乳ができるんです。—どんな食べ方がおすすめですか?そのまま切って食べてもいいですし、パンにのせてサンドイッチにしてもいいです。お酒に合わせるのもおすすめです。白カビタイプのカマンベールは純米酒にも合いますよ!—チーズと日本酒ですか!そうです!ソフトタイプの「最内(もない)」は酵母の香りが強いので熱燗にも合いますよ。白カビではなくて酵母を生やしたチーズで、酸味もあります。—他のチーズの食べ方もお伺いしたいです。僕のおすすめはモッツァレラとわさび醤油の組み合わせです。その他にも、フロマージュフレやフロマージュブランは日本でいうとヨーグルトのようなものなので、そのままでも、はちみつやメープルシロップと食べるのも美味しいです。お菓子作りに使ってもいいですよ。—どれも気になるチーズばかりです!最後に、今回ポケマルにご参画いただいた経緯や、期待していることを教えていただけますか。以前、ポケマルのチーズ定期便の商品として参加したのがきっかけです。僕らはチーズ界ではまだまだ新参者なので、どんな反応をいただけるかを楽しみにしています。ちょっとずつファンを集めていけたらいいなと考えています。・・・広大な自然の中でのびのびと育った牛の牛乳でつくる国産ナチュラルチーズ。わさび醤油や日本酒と一緒に、ぜひ味わってみたいですね。>CHEESEDOMさんのページはこちら
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