やわらかしっとり干し柿【干し縄ごと】

大変お待たせいたしました！ 今年も"丸森の干し柿"をお届けします 《内容量》 干し柿を縄についたまま、セロファンと包装紙などで整えて発送します。 届いた後に軒先などに吊しておくと、更に乾燥させられ、お好みの柔らかさでお楽しみいただけます。 ----------------------- いつもありがとうございます。家族でたけのこと干し柿をつくって小さなお店を営んでいます、八島哲郎です。 私たちが暮らす丸森町耕野地区は、周囲を山々に囲まれ、近くを阿武隈川が流れる自然豊かな場所です。 その澄んだ空気と湿潤な気候が干し柿づくりに最適だったこともあり、 あんぽ柿と呼ばれるやわらかい干し柿を中心に作り続けています。 原料となる蜂屋柿からこだわり、干し場の温度・湿度管理だけの自然乾燥で じっくり時間をかけて仕上げています。 外はふっくら、中はゼリーのようにとろっとしっとり。 自然でやわらかい甘さと柿の香りが口いっぱいに広がり、ついつい食べ過ぎてしまうかも。 ドライフルーツとして小さいお子さんからご年配の方まで。 おやつに、お茶うけに。大切な方への贈り物に。 そのまま食べるのはもちろん、クリームチーズと一緒にカプレーゼ風にして食べたりしても美味しいですよ。 ビターチョコをコーティングしたオリジナル商品の「いちころチョコ」もオススメです(ポケマルで2月頃販売予定です)。 美味しい干し柿をつくるためにはまず、原材料となる蜂屋柿をきちんと手をかける必要があると考えています。 柿の手入れは年明けの剪定から始まり、夏の防除、施肥、草刈り、摘蕾・摘果などひとつも欠かすことはできません。 秋に実りをくれる柿の木に対して、感謝と恩返しの気持ちで年中手入れをしています。 外と中の食感の違いが一度に味わえ、柿本来の甘みがぎゅっと凝縮された干し柿。 食べれば癖になることうけあいです。 「冬になると不思議と食べたくなるんだよねぇ」と言った嬉しいお言葉をお客様からいただくことがありますが、 かくいう私もその一人。何故か食べたくなってしまうんです。 今年も丹精込めて作りましたので、ぜひご賞味ください。 ----------------------- ≪ご注文の前にご確認ください≫ ○本商品は皮むき後に硫黄での燻蒸処理を施しています。 干し柿を鮮やかなオレンジ色にしたり乾燥を促進したりなど、 干し柿づくりにおいては欠かせない伝統的な手法です。 燻蒸時には柿表面に硫黄成分が付着しますが、概ね2週間程度でほとんど消失するため、 安心してお召し上がりいただけます。 ○商品到着後はすぐに箱から取り出して包装紙などを外し、風通しの良い場所で保管して下さい。 ひとつずつラップにくるんで冷蔵・冷凍保存していただくと長くお楽しみいただけます。 ○干柿が仕上がり次第順次発送となりますので、 お届け日の指定は承ることができません。予めご了承ください。 配達時間帯の指定は可能ですので、メッセージなどでご連絡ください。 ----------------------- ■「柿が赤くなると医者が青くなる」 美味しいだけでなく栄養も満点！ ビタミンAやカリウム、食物繊維などが含まれています。 実は渋み成分のタンニンもポリフェノールの一種なんです。 甘味料を使っていないヘルシーな食材・おやつとして近年注目されています。 ■あんぽ柿？ころ柿？一体何が違うの？ 干し柿もいろいろな呼び方があることをご存じでしょうか？ 結論から言うと「水分含有量の違い」により呼び方が変わり、食感もそれぞれ違うんです。 干し柿は乾燥が進むにつれて、水分が抜けどんどん固くなっていきます。 水分量が多くやわらかいものをあんぽ柿、そこから更に乾燥が進んだものをころ柿と呼びます。 我が家の干し柿はあんぽ柿に近い仕上がりです。 「あんぽ柿」…水分量が約50％で、半生の状態。トロッとした食感。 「ころ柿」…水分量が約25～30％で、羊羹のようなねっとり食感。柿の糖分が白粉となって表出することも。 柔らかさの程度は人それぞれ好みが異なります。 皆さんもお好きな干し柿を探してみてください。 ■周辺の干し柿農家では珍しい干し方 干し柿が干してある写真や風景を目にする機会があると思いますが、 そのほとんどが縄が縦に垂れ下がるように連続して並び、まるで暖簾のようになっていませんか？ これは軒下のわずかな空間にも干せる方法として広まりましたが、 果肉の肩部分に縄が食い込みやすいのがデメリットです。 縄が食い込むと見た目が損なわれるだけでなく、 そこからカビが発生しやすくなってしまいます。 我が家では縄を横にかけ、少しでも縄が柿に触らないようにしています。 干し柿の見た目も含めて楽しんでいただけるようにこだわっています。