前回の投稿で今作初めて使う(前作では使っていました)液肥(潅水施用・畝の上のチューブで水をやるときに混合して使用します)の件ですが、
昨日メーカーより回答がありました。
「今作は元肥も潅水施肥も有機肥料を使用していたのですが、本日より施肥した肥料は化学肥料かもしれません。」
とご案内させていただいていたのですが、
メーカーからの回答は、
「・・・分類としては、化成肥料になります。・・・」
との事でした。
今作では、有機肥料だけの栽培ではなく、化成肥料も使用する事となりました。
ただ、化成肥料を否定するわけではないです。
美味しい作物を安価に大量に作るためには必要な物と思います。
(前作迄も、実際今作でも使用しました。)
では、なぜ今作では有機肥料のみの使用を試したのか・・・。
トマト等同じ作物を同じ圃場(場所)で継続して作ると、
連作障害と言われる生育等に問題が生じることがある様です。
その為、連作障害を防ぐために、土壌消毒を行ったりします。
色々とやり方はあるのですが、私の圃場の場合どの土壌消毒も出来かねるのです。
と言いますのも、圃場(ハウス)のすぐそばに、お住いの方がおられます。その方たちへの影響を考慮すると、どの種類であっても土壌消毒が出来ないと思っています。
では、土壌消毒をしないとダメなのか・・・。
土壌消毒をされずに連作障害を発生されていない方もおられます。
その方たちの考え方や方法等を色々と教えていただきました。
有機資材(肥料等)を活用されていました・・・。
その為、今作では有機資材だけでの栽培を目指しましたが・・・。
今、コメントしながら思い出すと、有機資材を活用されていましたが、追肥等々化成肥料を使われていましたね(笑)
繰り返しになりますが、有機資材が良い、化成肥料はダメとは全く思っていません。
より美味しい作物を作るためには、それぞれの良いところを生かしていく必要があると思いますし、何よりもコストや手間の問題もあります。
・・・なぜこのような事をお伝えするのか・・・。
私は、農薬の使用履歴もお伝えしています。
未確認ですが、私だけではないかと思います。
農薬は悪、化成肥料は悪・・・と考える方もおられると思うのですが、
どちらも適切に使用すれば問題ない、と考えています。
うまくお伝え出来ませんが・・・。
私たちは病気になると薬を飲んだりすると思います。
多くの場合、科学的に合成したものを服用するのではないかと思います。
あるいは、蚊やゴキブリを退治するために殺虫剤を噴霧したり、電気的に薬剤を発生させる蚊取機等を使用したりしていると思います。
薬にしても殺虫剤にしても安全性を確認して、適切に使用するからこそ安全性が担保されていると思います。
野菜等に使う農薬も化成肥料も同じと思っています・・・。
が・・・!
適切に使用していない方が散見されます。
正直、ごく一部の人と思っています。
最近トマト以外の作物も少量ですが創ろうとYouTubeで勉強?していたのですが、
まぁホントにいい加減な人がおられます。農薬取締法上違法になるようなことを、平気で推奨していたり・・・。
印象ですが、専業農家の方ではなく、いわゆるユーチューバー農家?的な方が誤った事を平気で拡散されています。(非常に迷惑です)
その都度、コメントで確認しているのですが、返事等々なく、
中には「あなたにどんな迷惑をかけたのでしょう?具体的に教えてください・・・」と開き直る方もおられます。
ホント、申し訳ないです。
いくつかの農家?の現状はこれです。
残念と言いますか、裏切りと言いますか・・・。
違法行為を認識していない・・・犯罪者・・・。
だからこそ、色んな情報をお伝えしたいと思っています。
農薬に関しては散布日と薬剤名称はお伝えします。
肥料に関しては、そこが肝の部分もあるので、個別名等はご勘弁頂けると有難いです。
今回の様に、有機肥料だけの使用とか化成肥料も使用しているとかのレベルでお伝えいたします。
尚、
最大の問題点は、私が嘘をお伝えしていても誰も確かめられない事です。
そこのところは、信じてくださいとしか申し上げられません。
疑問点等々ございましたらメッセージにてお問合せいただきましたら、可能な範囲でお答えさせていただきます。
他にも、情報開示をご希望頂く項目がありましたお伝え頂けると有難いです。
可否はあろうと思いますが、皆様にとってより良い形での情報提供をさせていただきながら、末永いお付き合いを頂けると嬉しいです。
宜しくお願いいたします。
日下部 一也