2023年もあっという間に2週間が経ちました。
大晦日から元旦は毎年恒例の曹洞宗三大祈祷場で人面魚などでも知られる善寳寺の御守り頒布のお手伝いをし、大雪で何日かにかけて除雪に励み、ここ数日は4月並みの気温になって雪かきは一休み。
もうここ数年、ドカ雪と冬にしては暖か過ぎて雪質が異常に重くなったりという波の大きな気象変化が定番となっています。
台風や大地震などより瞬発的な被害が出にくいためニュースなどにもなりませんが、1月に4月並みの気温になる事は、夏場に雹が降るとか大型台風が来るのと同じくらいの異常気象です。
雪が減るのはいいんじゃないかと思われるでしょうが、十分な寒さがないと天然ものの山菜はかなり不作になりますし、3〜5月の山菜シーズンが雨不足だったり、暑すぎて不作になったりします。
果樹では新芽が凍害になりやすくなり、梅などは8割減となる事もありました。
山の雪が少ないと夏場の水田などへの水の供給も厳しくなります。
金三郎の自然に寄り添った農業というのが厳しいことが増えています。出荷量自体も減るので、採取型の農産物を、生産型の農産物に変えていかないといけないのかな?と。
今年も農業としては厳しいでしょう。自然の