稲刈りもいよいよ来月となって来ました。
ニュースにもなっている令和の米騒動ですが、今年の概算金が全国的に出始めています。概算金は農協の農家への前払い金のようなもので、そこから売れ行きに応じて追加払いというのが農家の手元に入ります。
概算金より高い価格でまず米卸が買い、全国の米屋さんやスーパー、飲食店などに販売となり、スーパーなどはそこから更に手間賃や利益分を上乗せするわけです。
全国的に概算金が昨年より7割ほど上がっています。今年の酷暑や大雨、地域によっては災害級の干ばつもあり、今年の作況指数が下がる見込みと、国の備蓄米が8割ほど無くなり安価に支える事も難しいため、天候による不作と、備蓄米不足などの影響などで価格が上がっていきます。
我が家のように農協を通さない農家でも概算金は参考にしています。概算金の上昇に伴い、申し訳ございませんが価格の変更になるので11月からの新米の価格変更となり、新たに出品いたします。
現状で高止まりしている農協などのブレンド米などでも、杭掛け天日干しのササシグレに極めて近い価格帯となっており、今年はさらに高温少雨(40日雨無し)となり、天候に弱いササシグレは品質の低下が否めません。
継続した営農のために今後の価格改定をご理解頂ければと思います。
もちろん先に検討してる価格はご案内します。高くて買えないと購入数の低下になっても仕方ないですが、買い手の相場感とかなり逸脱するほど全国的にも今後、価格高騰します。
かなり大規模化して割安にしている農家の直売でも新米がキロ700円でした。
需給バランスが崩れると、パンや麺に消費が既に流れています。小麦のほとんどが輸入に依存しており、日本の食料自給率がさらに下がる事になりそうです。
国策として安定させて欲しいですが、今のところは農家や農協、米卸が価格を上げ過ぎないようにする政策はありません。
消費者側には選挙前に騒いだいつに配布になるかすら分からないばら撒き給付金くらい。
自分としても数少ない定期購入のお客様から離れられるのも辛いし、かといって、相場感に合わせないと必要な資材を買い続け、伝統的な杭掛け天日干しも厳しくなり、農機のメンテナンス費用も捻出できません。
悩ましいですが、ご協力お願いします。
人手不足や高齢化もあるので、稲刈りなど手伝うから安くしてなんて相談であれば多少は受けられるかもしれません(笑)
美味しいお米を1年通して安心して食べ続けたいですね。