古賀哲也 | 株式会社アリアケスイサン
2022.11.26昨晩で海苔の種付けから31日目。
令和4年度の初摘みを迎えました。
今年の有明海は赤潮による海の栄養不足の中種付けが始まり、過去ないくらいの悪い海況の中、みんな不安いっぱいで海苔の赤ちゃんを育て、一時的に海況が好転したもののまた悪化し、本当に多難な道のりでした。
今期は特に地域差が生じました。
私の地域は例年より成長が遅れているくらいでしたが、なかなか成長しないか細い栄養失調の海苔を辛抱強く育てられた方々の苦しみはいかばかりか。
初摘みを迎えることができて本当によかった。
でも、少し複雑な気持ちでもあります。
早く有明海のみんなが初摘みを迎えることを願っています。
そして、まだ始まったばかりだけど、みんなで今漁期を笑顔で終えられますように。
今漁期の『藻紙』の販売再開は12月中旬以降の予定です。
もうしばらくお待ちください。
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