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あおさ日記　11/12 現場作業に追われてて、あおさ日記が滞ってますが調子の良い網は順調に育っています。 今は網に着いた汚れを洗い落とす作業をしています。

あおさ日記　10/25 種付きの調子が悪い網はこんな感じです。 少し緑の点々がみえるけど… 海域を移動すると芽が出てくる事があるので、もう少し様子を見てみようと思います。

アオサふりふり ビビンバ丼

『今年はヤバいかも』 水温は高かったけど、リスク分散のために種付けした網。やっぱ調子悪い。 他の網は良さそうな気がするので少し安心だけど、この悪そうな網も諦めきれないので、また対策してみる。 それにしても、 他の周囲の人の網も、これまで見た事ないくらい調子悪い。 今年は大不漁になるかもね。

かすかに一粒見える、わかるかな。 今年の9月はいつにも増して高水温だったので、どうかな？と思ってたけど、やっぱり高水温の時に種付けした人は皆んな調子悪そう。 どう転ぶか楽しみでもある。

いつも多めには自宅用アオサを置いておくんだけど、「凄く美味しかったから、また売って」と地元の人に言われると嬉しくて売ってしまい。 結局、毎年自分用アオサがなくなる。 あと少ししかない。 アオサ屋やのに…あおさ無い

あおさ日記　10/5 海の干満には、大潮とか中潮、小潮、若潮…とか色々な潮周りがあります。 月と関係があって、大潮は満月or新月にあたります。基本的には新月の大潮のほうがよく引きますが、大潮であっても年中一番引くというわけではありません。 季節によっては、中潮、小潮のほうがよく引く時もあります。 干満の基準となる情報は海上保安庁が公開してます、それに当日の気象条件を合わせて考えます。 ーーーーーーーー 今日は、あまり引かない中潮なのでした。 前線の波があるので、こういう日は基準より潮が高くなります。が、 その気象を考えても「引かなさすぎ！」 実は近年は断続的に基準よりかなりの高潮位が継続してるんです。 今日の潮位だと30センチ以上は、基準より高いと思います。結局、昼の干潮では網が干出しませんでした。 アオサは乾燥に強いので、網を干潮時に干上げて乾燥＆太陽消毒で余計な雑草を駆除するのですが、 潮が高いと網が干上がりません、かと言って網を高く張りすぎると、流石にアオサも死んでしまいます。 海の高海水温ばかり取り上げられますが、個人的には高潮位もかなり問題てはないか？ヒジキなどの海藻にもかなりの影響があると思っています。 黒潮の潮流が影響してるのか？ 海水温なのか？ 原因がわかれば、実潮位の予想がある程度できて、対策できるのですが、研究者じゃないのでわかりません。 ここ数年、いろんな方策をためしてますが、なにが正解なのか？はたまた正解はないのか？ 悩ましいです。

あおさ日記　9/30 今年は種付け時期に異常に海水が暑すぎて、網の汚れが酷い人が多い。 （知人の網）左右の網は元々同じ緑色、右は洗浄したんだと思う。 左は汚れが乾いて白っぽくなってるよね、早めに汚れを落とさないと、取れにくくなるんだよね。

あおさ日記　9/28 朝晩は少しくらい涼しくなったかと思えば、今日は真夏日☀️あさ9時には汗だく。 日照りで海水温が少し上がった、今年の夏は三陸沖もかなりの高水温だったし、北海道もそうらしい。今年は異常の中の異常に暑いわぁ。 今年の夏も台風が少なかったし、やっぱり台風きて海水温混ぜてくれないとヤバいと感じる。 伊勢志摩のアオサ屋は9/20頃までには種付け終わるんだけど、我が家は9/20〜開始。 みんなに「まだ入れてないんか？」と笑われるけど、私には私の考えがある。

あおさ日記　9/27 三重のアオサは天然採苗が主。安定的に種が付く漁場は限られる、時の海況によってもムラが激しい。 だから皆んなアホほど枚数を投入する→密植に繋がる→品質も量も取れないし、枚数が多いぶん労力ばかり増える。 私達みたいな新規参入の後発隊は種場の確保が生命線、種落としした所を開拓してる。 ーー 三重のアオサは売上も大きいから、行政なんかが予算つけて色んな商品開発とかしてるけど的外だと感じる。 アオサ屋が一番大事で困ってるのは種付けだよ。どうせ予算つけるなら黒海苔みたいに安定的な種付け（人口採苗）を三重でも確立して欲しい。