まもなく終了
あゆかけれい様詰め合わせセット
15,960
フィレ3枚、200g2つ
- 野呂英樹
青森県西津軽郡深浦町
「 マグロはどこまで巨大化するのか」その答えは・・・?
公開日:2017.05.09.更新日:2020.08.01.
大トロ、漬け丼、ツナ缶。
日本人が国ぐるみでお世話になっているお魚といえば?と聞かれたら、「マグロ!」と答える方も多いのではないでしょうか?
なんと日本人は、縄文時代からマグロを食べていたんだとか。
しかしまだまだ知られていないことも多いようです。「マグロの大きさ」もそのひとつ。種類によっては20年以上も生きるマグロは、どこまで大きくなるのか。誰がそれを調べているのか。青森の漁業者・野呂さんのマグロ解説をご紹介します!
マグロと言っても、世界に7種類います。
その中でも一番大きくなる種類が、クロマグロです。
(クロマグロの中でも、太平洋にいるものと、大西洋にいるものと2種類います。)
Q1 どのくらいのスピードで大きくなるの?
イクラよりも小さい卵から生まれ、3年後には30㎏になるといわれています。
Q2 どのくらいの大きさになるのか、研究機関はどう把握しているの?
ISC(国際科学委員会)によると、太平洋クロマグロは、20歳で300㎏を越すとされています。
マグロも人間と同じで個体差(筋肉質の人、太っている人、痩せている人等々)がありますので、現実にはもっと大きくなっている個体もいます。
〜以下参照〜
勝浦漁港で446㎏水揚げの事例/三厩で376㎏水揚げの事例
※勝浦で水揚げされた446㎏の個体は、内臓(約10%)や血(約5%)を抜いていますので、泳いでいる状態では500㎏を越しているものと推測されます。
Q3 最大どこまで大きくなるのか・・・?
いまだにはっきりわかっていません。
マグロのような高価な魚を研究対象にすることには、非常に予算がかかります。
現在は、どこまで大きくなるのかという研究よりも、如何にして人工種苗(※)の生産性を上げることに予算が投入されています。
(2017. 4. 14)