海苔の◯◯番摘みの違い、知ってますか?
公開日:2016.02.05.更新日:2020.08.19.
毎年思う事ばってん月日が過ぎていくのが速い!もう2月に入ってしまった。そして冷凍海苔の収穫も6回摘みに突入したばい!平均的な収穫回数が9~10回としてもう折り返しばい!本当に速い!ところで皆さん、海苔は何回摘みとか言うけどどんな感じで想像しますか?
カットの長さ(どれだけ残してくるか、実はこれは養殖技術のひとつで次回の収穫量、品質、病気の対応等)は個人差があるばい!絵はただ絵心がないだけばい(泣)実際はワカメや昆布に似ている。
本当に下手くそな絵でスイマセン!
実はこんな感じで収穫サイズまで伸びたら葉先の部分をカットして根本の部分は残してくるとよ!この最初に摘んできた海苔の事ば1番摘みって言うと!それから約1週間したらまた伸びてきた部分の葉先ば再びカットするとばい!これが2番摘み!こんな感じで伸びてきた分だけ収穫する、これが海苔摘みの仕組みになるとよ!収穫するたびにだんだん硬くなりしっかりとした海苔になってくるとよ!
正確じゃなかけど上から1、2、3、4番摘みばい!
ちなみに東北開墾の山下くん(佐賀出身)が撮った海苔の収穫風景ばい。こんな機械を使ってます。
9~10回摘んだら終わる。これは平均的な回数で実際は摘採回数では終わらんとばい!実は収穫が終わるのは大きく分けて2種類あって海の中の栄養分が無くなって色落ち(海苔が黄色くなる)する時、アカぐされ病で芽が流出して終わる時、これらが2月中旬から3月中旬の間にいつ起こるかは誰にもわからんとよね!
最低でも2月一杯は収穫したかね!
(2016.2.4)