【醤油・日本酒など「調味料・酒類」の販売拡大📣】宮居醤油店さんへインタビューしました🎤

醤油や味噌、酒などの発酵や醸造を伴う食品は、日本の各地域に根付いた大切な食文化の一つです。


多様な日本の食文化を守っていくために、調味料、酒類などの発酵や醸造を伴う食品の魅力をより多くの方に発信すべく、原材料を自身で生産していない事業者でも、自社で発酵・醸造を行った食品であれば、ポケットマルシェで出品が可能となりました!

生産者さんにお話をお伺いすると、全ての商品は職人の腕、知恵があってこそのもの。
一人でも多くの方に届きますように。

今回お話を伺ったのは、有限会社宮居醤油店さん


愛媛県宇和島市では、醤油、味噌ともに甘口が主流。地元産の食材とも相性が良く、地域の人々の生活に根付いた味だそう。
今回はここ宇和島で、伝統の味を守り続ける宮居醤油店にインタビューをしました。


ー創業は明治時代とお聞きしました。宇和島市でもう長いこと醤油や味噌づくりを続けられているんですね。


創業は明治45年なので、110年ほどになります。私は4代目です。  


ーこの辺りの地域は醤油や味噌づくりが盛んなんでしょうか。


全国的に見ても、愛媛県は醸造元が多い方だと思います。宇和島の中でも、今でも数軒が製造を続けています。

—それには地域的な背景が何かあったりするんでしょうか?


独自の食文化が大きく影響していると思います。愛媛の調味料は甘口のものが主流なんです。宇和島のある愛媛県南予地域は特に、醤油も味噌も甘みがあるのが大きな特長です。

地域の方々にもその味が好まれているので、大手の商品が入ってきても、やっぱり味が違うと感じる方が多い。結局地域で作られてる味が選ばれるのかなと。だから特色ある調味料を作っている地元の醸造所が残っているんだと思います。


—なるほど!宮居醤油店でも地域の方々に愛される味を作られているんですね。


特に刺身醤油に特長が出てるかと思うんですが、こちらももちろん甘口です。宇和島は漁業の町でもあるんですが、特産品でもある鯛や、脂の乗った魚にも負けない味付けです。地元では煮物に使われることもあります。


味噌でいうと、こちらも甘口の麦味噌。麹の使用割合を多くすることで、素朴な甘みを味わえます。添加物を一切使用しないという点にもこだわっています。


—この仕事をされていて、どんな時にやりがいを感じられますか?


やっぱりお客さんにおいしいと言っていただけた時、お客さんに当社の商品を選んでもらえた時です。様々な価格帯、いろんな特長をもった商品がたくさんある中で、やっぱり宮居醤油店の醤油、味噌がいいと言っていただけるとやりがいを感じられます。

今は個人のお客さんだけでなく、地元の居酒屋、日本料理店、ホテルのレストラン等でもお使いいただいています。


—地元で愛され続けている味なんですね。今回ポケマルを通じてより幅広い地域の、多くの方々に商品をお届けするお手伝いができれば私達としても嬉しいです。


そうですね。今回のお話をいただいてポケマルのサイトも拝見したんですが、生産者さんのこだわりを直接消費者さんにお届けする、というコンセプトに惹かれました。こういった場で当社の商品を扱っていただけるならいいなと思い、今回ポケマルへの登録を決めました。


—ポケマルを通じて実現したいことはありますか?


1人でも2人でも、まずは商品を買ってもらって、お口に合うかどうかはわからないですけど、誰かに「このお店に出会えて良かった」と思っていただけたら嬉しいです。お客様の声が直接届くっていうのも非常にいい仕組みだと思っているので、ぜひざっくばらんな意見を聞かせてほしいですね。


—ありがとうございます。最後に宮居醤油店の味噌、醤油、それぞれおすすめの食べ方や合わせてほしい食材を教えてください!


味噌も醤油も一般的な用途で使っていただければいいかと思います。

当社の味噌は麦味噌なので、麦の粒が残っている点が個性的かなと。自宅だと定番のお味噌汁、サバの味噌煮なんかに使ったりすることが多いですが、麦の粒々で少しボリュームが出るというか。マヨネーズと1対1で混ぜてディップソースにしたりもするんですが、ソースなのに具材感があっておもしろいかなと思います。


醤油は、やっぱり魚の町で生まれたものなので、パッと思いつくのは魚。みりんや砂糖を加えて甘めに仕上げた「さしみしょうゆ」で食べるお刺身で、ご家庭で地域の食文化を体験してみてほしいですね。

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この地域特有の甘口文化、どんな味わいか気になる方も多いはず!宮居さんこだわりの商品は、下記URLからチェックできます。


>有限会社宮居醤油店さんのページはこちら



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