【つながるポケ○(マル)日記】青森・岩手で開催!"しばれる"北の地で海と山の暮らしを体験する「ポケマルおやこ地方留学」プログラム紹介

※こちらではポケットマルシェ公式noteにて2023年11月に公開した記事を再掲載しています。


12月24日から、冬のおやこ地方留学がスタートします。今回初の開催となるのが、東北・青森県!

本州最北端の県で出会える自然、体験できるアクティビティは一体どんなものでしょうか。今回は運営事務局を担当する株式会社バリューシフトの榊さんにお話を伺いました。

青森・岩手の2県で、海と山の暮らしを体験

今回おやこ地方留学の舞台となるのは、青森県八戸市、そして階上町。さらにお隣岩手県の洋野町まで足を伸ばします。

青森県八戸市・階上町は、太平洋に面する漁業の盛んな町。冬は北国らしい厳しい寒さで、"凍り付くほど寒い" "痛いくらい寒い"というニュアンスを持つ「しばれる」という言葉がぴったり!今回の滞在先でもある岩手県洋野町では林業、酪農が盛んな地域ならではのアクティビティ、そして山の中の暮らしを体験していただきます。

2つの県をまたいでおやこ地方留学が行われるのも今回が初めて。各地域の特色、様々な側面を知れるプログラムとなっています。

【酪農体験】ミルク工房・農場で乳製品の加工、牛のお世話

岩手県洋野町では、清水牧場にて酪農体験を提供します。

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  清水牧場では80頭以上の牛が飼育されています

清水牧場では86頭の牛が飼育されています。こちらでは牛たちにエサやミルクをやったりなど牛のお世話をしたり、乳搾り体験などをしてもらいます。間近でどんどん観察をして、牛がどんな生き物なのかを学んでいきましょう。加えて、牛のエサとなる大きな牧草ロールにペンキで絵を描いたりという珍しい体験もできますよ。

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  大きな牧草ロール!

牧場での体験の後には、新鮮な生乳を牛乳、ヨーグルト、アイスといった乳製品へと加工し、販売を行うおおのミルク工房への見学も行う予定です。

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ミルク工房の見学も

【漁業体験】海の生き物の生態を知る・味わう。タラとタコを捌いて食べよう

漁業が盛んな海の町では、もちろん漁師体験も!今回は異なる2つの南浜漁協、鮫浦漁協の漁師さんにお世話になります。

南浜漁協所属、清和漁業の皆さんは定置網漁業を行っています。定置網漁業は海を大きな生簀(いけす)に見立てて魚を獲る方法で、他の漁法に比べて鮮度が良いのが特徴です。
この船では捕獲したタラを漁師さんに教わりながら捌き、一緒に昼食を作る予定です。冬の味覚、旬のタラの味は格別ですよ。

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  水揚げの様子
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  新鮮な魚の味を堪能しましょう!

鮫浦漁業協同組合に所属する皆さんは釣り、定置網、籠など、季節の魚種に応じて様々な漁法を使い分けながら漁を行っています。こちらの漁師さんのもとで子ども達に調理、観察をしてもらうのはタコ!海から捕れたものを茹でていくとどんな変化が見られるのか、普段はなかなか見られないタコの臓器を見たりして、その生態を学んでいきましょう。捌いたものはタコ焼きにしてみんなでいただきます。

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  大きなタコが水揚げされます
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   茹でた後の変化にも注目してほしいです

【農業体験】有機栽培の農園でお手伝い。馬との触れ合いも!

もちろん農業だって体験できます。八戸市の南風農園は農薬、化学肥料は一切使用しない有機栽培にこだわっています。栽培されているのはにんじん、じゃがいも、にんにく、八戸市伝統野菜”糠塚きゅうり”、青森県在来人参"大根子など。こちらではにんじんの出荷作業など、農家さんのお手伝いをしてもらいます。

さらに競走馬の飼育を行うこちらの農園では、馬と触れ合う体験も。

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   馬にえさやりをしたりなど、お世話をしてもらいます

「自然と共生し、感動を生み出す場」として開いていきたい、というこちらの農園。人間と自然が共存し、持続可能な暮らしを送るための”パーマカルチャー”についてもぜひ学んでいただきたいです。

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運営事務局担当の榊さんは「ぜひ親戚のところに来るような気持ちで参加してもらいたい」「今回初めて青森・岩手でプログラムを催行することになって、子ども達と一緒に成長しながら、関係性を作っていけたらと思っている」と意気込みも語ってくれました。

今回の体験で、普段の食卓がガラッと変わって見えるようになると思う。これからの食事が思い出が詰まったものになるよう、地域の魅力が伝わるよう頑張りたい」ともお話してくれました。

参加される方々の素晴らしい思い出になるよう、スタッフ一同準備を進めています。青森・岩手プログラムはすでに満員御礼!まだ空きのある地域もあるので、気になる方はぜひHPから詳細をチェックしてみてくださいね。

関連リンク

ポケマルおやこ地方留学ー2023年冬ーoyako.travel


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