▼自己紹介 　私は、祖父が昭和７年に創業して、今年で創業８９年になる前川果樹園の三代目園主です。 　前川果樹園の目指すものは、美味しい「くだものスイーツ」、安心安全なくだもの提供、収穫の喜びも機会を全世代の方方に提供、お客様視線を大切にする等です。 ▼商品概要 ｛品種） 　三重県で発見された早熟の次郎柿「前川次郎」。当園では初代園主が創業時に植えた「次郎柿」に、三代目の私が枝先毎に上部接ぎ木して栽培を始めたので、株元部分は今年樹齢９０年の次郎柿で、株元幹周２メートルにもなる古木です。また、みえの安心食材に認定（かき登録番号01-55-530）されております。 【お送りする訳ありジャム等加工用品】 　この古木に接ぎ木栽培した樹から収穫した果実のうち、果頂部の裂果、果実表面の果皮汚れや擦れキズ、少しの日焼け果等があるジャム等加工用前川次郎柿です。果実の味は、無傷の上等品と変わらず、ひと味違う円熟した硬い柿です。 　今年は、異常気象による訳あり規格外品の、例年以上の多発生が予想され、また、コロナ禍による来園購入者の見込みがたちません。どうか、このポケマルでのお買い上げを切にお願いします。 　訳ありの程度は、写真の２枚目でご確認頂き、ご理解頂ける方のご利用をお待ちしております。 　発送は１０月中旬以降から11月上旬までとなります。 ●多発生の原因 ①今年は果頂裂果の発生が特に多いと予想。次郎柿は比較的タネが少ないか、無い品種ですが、タネが多いと次郎柿は果頂裂果率が高く、裂果が大きい。今年の開花期は天候が良く、ミツバチ等昆虫の訪花活動が活発であり、タネの数が多いと予想してます。 ②旧盆過ぎの長雨と秋雨前線の雨天日多いことから、果実表皮割れと果実汚れが多くなると予想。 ③7～８月上旬の晴天猛暑で、日焼け果実の発生が多く上等品にならない訳あり果が多い。 ④株元は、樹齢９０年の古木であり、古木ほど、樹の勢いが弱くて、環境負荷に弱いので汚れ等訳有り品が多くなる。 ⑤『みえの安心食材』に認定されているので、一般栽培品より病虫害被害が多く、病虫害被害果が多くなる率が高い。 　 　次郎柿農家にとっては、特に厳しい2021年ですが、この様な状況下でもたくましく育ってくれた「柿」、古木柿樹を思いながら楽しんでお召しあががって頂ければ、生産者としては大変嬉しく思います。 ▼味の特徴・食べ方 　東海地方が主産地で、三重県原産の甘柿品種です。果肉はシャキシャキして、糖度は15～17度と大変甘く、普通次郎柿に比較して、縦の４本の溝の深さが少なく、全体的にはやや丸みがかった四角い果実の形が特徴です。 ◎食べ方いろいろ ①傷害部を除いた後、カットしてサラダ等生食、天ぷら等料理。 ②同じく除去した後、ミキサーにかけてペースト化して、煮詰めて柿ジャム（当園の柿は砂糖無添加でも十分ですが、さらに甘い味をお好みの場合は、少し砂糖を加えてください。）に、また、牛乳等を加えてミキサーしてスムージーに。 ③他果実や野菜と共にミックスジュースに。その他、いろいろ工夫下さい。 　一度に消費出来ない場合は、ポリ袋で冷蔵庫で一時保管、または、傷害部を取り除いて、解凍後の利用を考えて切り分けカットして冷凍庫に保存してください。 ▼数量、分量の目安 分量タイプ 　訳ありジャム等加工用　大小混合　前川次郎柿　４kg　約２０前後 　なお、プラスチック緩衝材はなるべく使用せずに、底に古新聞紙等で固定して発送します。 　 ▼栽培/生産方法、こだわり ①　美味しさの源である太陽の光が充分当たるようように植栽し、樹型コントロールしています。 ②　品種特性が発揮される時期まで樹上で完熟させて、美味しい果実を収穫しています。 ③　なるべく化学肥料や農薬使用は控えて栽培し、安心で安全な果実を提供しています。人と自然に優しい“みえの安心食材”（かき登録番号01-55-530）に認定されています。 　“みえの安心食材”とは、化学農薬散布回数および、化学肥料使用量を一般　栽培の７０％以下に削減し、人と自然に優しい、生産者の顔が見える、き　ちんとチェックされている、消費者に”安心と信頼”を御届けする三重県独　自の制度です。 ▼注文に際しての注意点（配送方法や納期指定など） 　10月下旬以降の美味しく熟した頃に、予約の先着順に発送します。