［味見用セミノール一つ入れてます(^^♪］ ＊予約のさつき八朔との違い。 予約商品には葉付きの八朔が入っていますがこの商品にはありません。 予約の八朔よりサイズが少し小さいＭサイズ（8.0~8.7cm)の品物のみとなっています。 八朔の種類は一緒で収穫時期と収穫園地、サイズが違います。 四月まで待てる人やより大きいサイズがほしい人は予約商品の八朔も見てください。 ＊訳あり八朔との違い 八朔は味にバラツキが出やすい品種です。パサパサの物や酸がキツイ物もたまにあります。訳あり八朔にはどうしてもこれらの品物が入ることがありますが、この商品には入らないようにしています。 どれを食べても美味しい！！を目標に手選別しているつもりです。 ＊商品分量について 味良し顔良しの商品ですのでご友人ご家族の方のお裾分けにも喜ばれます。 箱込4.5×２箱の商品は同じ商品の箱を二段重ねて一括りに縛っています。 上の箱には発送伝票などのシールが貼られていますが下の箱には何も貼られていません。 上段箱ご自分家族用、下段箱は友人お裾分け用などに使いやすいです。 送料も一か所に送るなら別々に買うよりお得になりますので使い分けてください。 ＊あなたは“ゆらの八朔”を食べたことがありますか？ ジューシーな味わい。甘みと酸味の絶妙なバランス。ほのかに感じる大人のほろ苦さ。 数見農園の八朔はジューシーさにこだわりながら甘みも追及した栽培方法をとっています。 時期、場所、手間、素材、すべてにこだわって理想の味を追い求めました。 通常果汁を多く求めると糖度が出にくい傾向にあります。糖度を追い求めすぎてジューシーさや酸味のバランスを崩すことはしたくありませんでした。 ゆら八朔の伝統的な栽培方法に手間を惜しまず丁寧に仕上げた逸品を堪能してください。 この味が皆様に気に入ってもらえれば幸いです。 私は柑橘の中で八朔が一番好きです。高校時代、親元から離れて下宿して間もない頃、実家から送られてきた“さつき八朔”の味に感動して農家の素晴らしさを知りました。少しホームシックだったのも影響していたのかもしれません。しかしあの味が今でも忘れられないのが事実です。 実際農家を継いで自分で作ってはみたのですが理想の味には程遠い物でした。 あの頃は天候に左右されがちな味でしたが、長年の試行錯誤から天候をよみ、肥料の成分や潅水量を調整し、手間暇を惜しまず理想の味に近づくものができました。 産地直送の醍醐味はやはりフレシュさです。果実は蔵などで追熟させるとアミノ酸が増し深みのある味わいになりますがフレシュさが落ちがちです。この八朔は樹上で完熟させフレシュな状態のまま産地直送で食べていただけます。 ＊樹上越冬完熟八朔（もぎたて、さつき八朔）とは 由良町発祥の呼び名、八朔の最高峰！！ 昔、由良で五月まで収穫を忘れられていた八朔がありました。その八朔を食べてみると水分を多く含み、深みのある甘みの増した出来になっていました。通常は越冬させようとすると、八朔は霜が降りる寒い地域では凍ってしまいます。黒潮が流れこむ暖かい地域の風土と、おおらかな人柄が育んだ奇跡ではないでしょうか。 現在では温暖化の影響もあって三月中旬～四月下旬に収穫された八朔をもぎたてさつき八朔として販売されています。 待つことで得られる深い味わいが特徴です。 ですが、もちろんただ待つだけではないのです。 a冬の寒さで凍ってしまうことも、、 b美味しくなるにつれヒヨドリにつつかれ、 c暖かくなるとホドグロになり、、（実と軸がつながっているところから腐っていく現象） d四月末には実が樹から全て落ちてしまうこともあります。 これら全ての現象を乗り越えた果実のみが“もぎたてさつき八朔”として出荷されます。 そのすべてに対応した栽培方法を考えなくてはなりません。 しかしそこまで苦労しても残したい味なのです。 他の新たな種類の柑橘が増え、さつき八朔を栽培する農家は減少していますが、僕はこれからも祖父の代から続く伝統の味を受け継いでいきたいと思っています。 この味が皆様に届くことを切に願っています。 　　　　　　

2021年3月13日追記

味優先で選別していますので多少の見た目が悪い物も含まれますが生傷など痛みやすい物ははねています。 冷蔵庫などに保管しておけばかなり日持ちはしますが段ボールが届いたら早めに開けて中身を確認してください。 輸送中に何があるかはこちらで把握できない場合がありますので。