渡邉久義さんの投稿

衣を羽状に薄く引いて春菊の薄焼きを作りました。もっちりした衣にコリコリとした歯応えが良く、噛むほどに春菊の香りが口の中に広がり、美味しいかったです。

最近、お客様から花見鍋にセリが欲しいと言う事でご注文を受けております。年に一度の桜の季節に、親しい人たちで集って鍋を食べる場にセリを使ってもらえて、ありがたい限りです。 春の七草と言われ、縄文の太古から日本人に親しまれて来たので在来の野菜です。 花見鍋にセリ！ 是非、お試し下さいませ。

アサツキは鱗茎が美味しいのは良く知られていますが、じつは根っ子も食べられるんです。根っ子を捨てる方が結構多いのですが、もったいない。 アサツキは日本在来のネギの仲間。根張りが強いのめ、根っ子もぎゅっと詰まっているので、油で揚げて天ぷらにするのが一番食べやすいです。塩やタレを付けて食べると、酒の摘みに良く合いますよ。是非、お試し下さいませ。

アサツキをサッと湯がいて、酢味噌あえを作ってみました。キュルッとしたアサツキにトロッとした酢味噌が絡んで、辛み、甘み、塩みがちょうどよく、美味しかったです。 ご飯のお供に、お酒のアテに良いですよ。是非、食べてみて下さいませ。

秋田県の大館市では、3月に入り、うづたかく積もった雪が日に日に解けてきました。真っ白だった田んぼも土が見えて雪解け水で満たされています。 ちょうどこの時期、たくさん白鳥が田んぼにやって来ています。シベリアに戻る北帰行の旅の途中、雪解け田んぼに立ち寄り、落ち穂や草の根を食べて栄養補給しているんですね。彼らの落とす排泄物も稲には栄養になります。互いに食べて食べられる。自然の循環の中で生かされている事を感じます。 朝と夕方に、空を飛ぶ白鳥の大きな声がよく聞こえます。白鳥な鳴くこの街で、美味しい食べ物を作っていける。そんな幸せを感じられる今日、この頃です。

お祝いで親戚が集まって、キリタンポを食べました。キリタンポにセリを盛り盛り入れて頂きました。 ちまみに、キリタンポの聖地、比内町では土鍋ではなく、大鍋で大人数分をまとめて作ってから各自のお椀に盛ってたべます。カレーをたくさん作って食べるみたいな感じですかね。 何はともあれ、お祝い事があればキリタンポですね。みんなで美味しく頂きました。

【アサツキの海鮮チャンジャ乗せ】 軽く湯通ししたアサツキに海鮮チャンジャをのせました。キュルッとしたアサツキの食感とチャンジャのコリッとした食感がマッチして美味しかったです。ご飯のお供に、お酒の摘みにちょうど良かったです。

天空の城ラピュタのようなセリの大株！ セリの大株を掘り上げると天空の城ラピュタのようだったので写真を撮影してみました。ちなみにここまで株が大きくなるには１年ぐらい掛かります。