今年も新にんにくの季節がやってきました🧄
新にんにくとは、採れたてほやほやの真っ白くてやわらかいにんにくのこと。
いまは季節を問わずにいろいろな野菜がお店に並びますが、この新にんにくはにんにくが採れて3週間ほどしか食べることのできない、まさに初夏のいまだけしか出会うことのできない旬の味。
もちろんにんにくと同じように炒めものなどでも食べられるのですが、新にんにくならではのおいしさを丸ごと存分に味わうためにおすすめなのが、毎年紹介しているこの新にんにくごはん🧄
加熱した新にんにくのやわらかくてとろりとした食感と、やわらかなにんにくの香り、とろりとした食感。
新にんにくのおいしさがお椀の中にぎゅっと詰まっている、まさに我が家の初夏の味。
お米を炊くときに、塩麹(なければ塩でも)、お酒を入れてぐるりと混ぜて、上から薄皮を一枚残してほぐしたにんにく(根本を切って断面を見るとわかりやすい)をまるまる1〜2玉乗せて炊飯して完成。
我が家は羽釜でごはんを炊いているので、にんにく以外の材料を入れてぶくぶくと沸騰したら、もう一回ぐるりとお米をひと混ぜ。
そこににんにくを乗せて炊いています。
炊き立ての新にんにくごはんの蓋をあけると、湯気とともににんにくの優しい香りがほわほわと香り。
ひとくち食べるとごはん全体がにんにくに包まれているような優しい甘さをまとっていて、にんにくはとろりととろけてたまらない甘さ。
まずはそのまま味わい、そして熱々のうちにバターを乗せてしょうゆをちょろりとかけたバター醤油味もたまらなくおいしい。
にんにくとともに身体もふにゃりと溶けてしまいそうなしあわせな味が、口いっぱい、身体いっぱいに広がります。
今年もおいしいねぇと土日は連日この新にんにくごはんが食卓に。
あと3週間ほど、我が家でもたっぷり楽しみたいと思います。
こんなに食べたらと想像したときに、ふと頭によぎる不安は、身体中がにんにくの香りになってしまわないのだろうかということ。
とても不思議なのですが、新にんにくは食べるときには香るのに、後にはその香りは残らないのでどうぞ安心してたっぷりとお召し上がりくださいね。
たっぷり採れた新にんにく、農園でもレシピ付きで販売を始めました🧄
初夏のいまだけのおいしい新にんにくを、今年もたくさんの方に味わっていただけたらうれしいです。