美味しいイノシシ肉を作るためにやってることです。 シカやイノシシ肉の臭み旨味は罠の仕掛け方や掛かった獲物のと殺＋血抜き方法、内臓摘出までの時間が大きく影響します。 猟師さんによってその手法はまちまちですが、なるべく暴れさせず体温が上がらないようにと殺、心臓が動いてる間に血抜きするというのが基本です。 ジビエラッコエンの場合、罠は獲物が傷つかないように箱罠、現場でと殺血抜きをするため車で10分範囲に仕掛けています。 と殺は暴れさせないよう7mほど離れて空気銃で脳を狙います。威力の強い銃は脳を貫通して肩辺りまで損傷させるからです。 失神してる間に頸動脈を切って頭を下にし放血します。 その後、報告写真など撮って現場を離れるのですが持ち帰った後、洗浄、計量、内臓摘出、ここまでをと殺から2時間以内に終えています。 写真は先日捕獲した♀イノシシ55kgの頭骨標本ですが、眉間の穴が弾痕です。標本にした時、潰れた弾(穴の横にある鉛の塊)が脳内に残っていました。

みなさまはじめまして！ 先日よりポケットマルシェで販売することになりました、ジビエラッコエンの古市と申します。 自給自足→狩猟→イノシシの駆除→食べると旨い→ご家庭の食卓にも、という流れで昨年解体施設を作って本格的にジビエ販売を始めました。 当店ではジビエ特有の臭みと柔らかさ、旨味にこだわっています。 臭みの要因はいろいろありますが、放血後の運搬時間短縮のため近場での捕獲、当日解体、冷蔵庫での再度血抜きを実施、 柔らかさ旨さでは若いメスイノシシ肉を中心にして、臭いのあるオスイノシシや夏場のイノシシは、塩こうじなど漬け肉にしたりと、いろいろ工夫して販売しています。 ポケマルでの販売は始めたばかりで至らないところが多々ありますが、みなさんに旨いと評価されるようにこれからも頑張っていきますので今後ともよろしくお願いします！