【価格設定と日本】
バブルがはじけて、生き残った企業はバブル崩壊がトラウマとなり何かあった時のためにと内部留保を貯め込み、人への投資は二の次となってきました。
それだけ聞くと、企業はけしからん!と見えますが、潰れてしまったら元も子もないので、企業としてはごく自然な流れだと思います。
政府も色々な景気対策を打ち出してきましたが、実を結ぶことなく…
それが失われた30年となり、今に至りますね。
しかし昨今になり、問題の本質が見えてきた様に思います。
法人も個人も
「一円でも安く」売る・買う。が正解正義だという呪縛にとらわれているのが、その本質だと思います。
一円でも安く売るために、給料は最小限に抑えられます。
一円でも安く買うために、私達消費者はチラシを凝視します。
負のスパイラルですね。
安く買えば、周りまわって自分も安く雇われる。
遠い世界の話の様に聞こえるかもしれませんが、私はコレが日本を貧困社会へと追いやった原因だと思っています。
よくワイドショーで、日本の給料水準は世界の主要都市に比べて半分だとか言ってますよね、でも給料水準が高い都市はしっかり物価も高いです。ハンバーガーセット2000円とか、そんなレベルです。
アイリスオーヤマさんが海外の生産工場を日本に移すと発表しましたね、コレが何を意味するか?日本はかつてのような経済大国ではないのです、世界で労働力が安い国なんです。屈辱的な事かもしれませんが現実はそうで、今は世界を追う立場なんです。
今後、問題となるのは。
企業、個人消費者のどちらがそれを実行するか?ですね。
業務体系の改善・仕入れ先に無理な値下げを要求しない等、企業も努力しています。
私は個人で出来る事として、とっても小さいかもしれませんが、卵の安売りは買わない事にしています(小っちゃすぎてゴメン)、定番価格の卵しか買いません。
いつか以前のような経済大国に復帰できるように
企業も個人も考えないとイケない時代となったと思います。