【つながるポケ○(マル)日記】厚真の海で波に乗る。サーフショップ「tacoo」村上さん—おやこ地方留学プログラムのご紹介

※こちらではポケットマルシェ公式noteにて2023年7月に公開した記事を再掲載しています。


サーフィンと聞いてイメージする場所はどこでしょう?湘南?ハワイ?

実は北海道・厚真町もサーフィンのメッカ。遠浅が広がる海は波乗りにピッタリなんだそうです。

そんな厚真町でサーフィン教室を行う村上巧さん。7月末よりついに幕開けとなるおやこ地方留学の北海道プログラムにて、ご協力をいただくことになりました。

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   遠浅でサーフィン向きという厚真の海

オーストラリアから厚真町へ。子ども達に「サーフィンの楽しさ」を伝える

以前はオーストラリアのポートダグラスで、スキューバダイビングのインストラクターをされていたという村上さん。同時にサーフィンのコーチングについても学び、ゆくゆくはサーフィンで生計を立てていきたいという願望があったそう。
2008年に帰国後、厚真町にてtacooを立ち上げ、サーフィンスクールをスタートさせました。

村上さんが移住後に気付いたというのが、地元の子ども達はあまり海に行かないということ。
波も高く、潮の流れも激しい地元の海は「危ないもの」と教えられていることが影響していると言います。

サーフィンの先進国でもあるオーストラリアでは海の知識やライフセービングを小学生や保育園で学ぶのだそう。村上さんの教室でも、そこまでを子ども達にレクチャー。
潮の流れなどの知識があれば、ある程度の危険も回避できる」「サーフィンは楽しいスポーツだよ、と教えている」とお話してくれました。

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   サーフィン教室の様子

のめり込むようなスポーツ。サーフィンが移住者の増加にも

村上さんは「サーフィンはのめり込むようなスポーツ」と表現されていました。
それゆえに、サーフィンを目的とした移住者も増加しているそう。地域活性化の一端を担うような存在となっているようです。

今後の展望について伺うと「とにかく地道に続けていけたら」と話してくれた村上さん。
100名を超える教え子の中には、プロを目指して海外留学中という人もいるのだとか。「次の世代が育ち、また厚真に戻ってきてくれたら嬉しい」とも。
また、6~10月までの期間はビーチクリーン活動も行っているそう。今ある環境をいつまでも守れるよう、環境保全活動にも注力されています。

自然相手のスポーツを知る。「おやこ地方留学」で提供する体験

今回のおやこ地方留学プログラムでは、インサイドという足の届く所で、浮力の高いスポンジボードを使って波をキャッチング。立つところまでを目標に村上さんに指導をしていただきます。難易度は高くなく、大抵のお子さんが習得できるほどのレベルなので、どなたでも安心してご参加いただけますよ。
それにプラスして、波がどうできるのか、なぜサーフボードが動くのか、潮の流れなどの基礎知識を座学で学ぶ時間も。

自然相手のスポーツで、思っている通りにはいかない。
不規則な波にどう乗るかを考えなければいけないので、すごく頭を使う

というサーフィン。自然の豊かさ、そして厳しさを感じながら学べる、良い機会になるはず。経験豊富な村上さんから、波に乗る楽しさを教わりましょ
う。

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   厚真町でサーフィンにチャレンジしてみませんか?

都心ではなかなか体験できない海のアクティビティに参加してみませんか?
おやこ地方留学in北海道、第2旅程以降の日程で参加者募集中です。

◆関連リンク

おやこ地方留学2023-夏 


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