これまで味噌作りのために作っていた塩がついに販売開始になりました。農家ですが、船で沖に出て海水を汲み上げ、塩も炊いています。
沖に流れる黒潮をとるために宮崎県日南市の油津港から沖を目指して出航。沿岸部に漂っている海水と、大きな海流の境目である「潮目」にはゴミや泡が浮かんでいます。ここを超えると急に海の色が変わります。
「黒潮」と呼ばれるように、本当にきれいな海水は黒いんです。
この海水を陸送して平釜に入れ、薪で炊くこと二日間。直接海水を平釜に入れるのはもっとも効率が悪い方法ですが、空気や地面などから余分な雑味が入ることなく、もっとも純粋に海水を結晶化する方法です。
ミネラルが豊富なのはもちろん、沿岸部の海洋汚染や、凝縮する際に入り込む大気のチリなどが気になる方にも安心してお使いいただける究極の塩。毎回というわけではありませんが、おおよそ満潮時に出航しています。
全国ではさまざまな塩が販売されていますが、沖の海水をわざわざ船で取りに行っている塩は本当にめずらしいです。いつでも海に出られるわけではないので本当な貴重な塩になります。
結晶は少し大きめで仕上げ、お土産でもらっても喜んでいただけるようなキラキラした塩を目指しています。
とがりがなく、なじみがよいこと、旨味が口に残りまた食べたくなるのが特徴です。冷奴にオリーブオイルでパラっと。お肉にパラっとすればじんわり海の旨味も染み渡ります。塩おにぎりが絶品なのはいうまでもありません。
海に囲まれて育った私たち。青く美しい雄大な海の結晶が、口の中で溶けていく味わいをお楽しみください。
食品表示
名称:塩/原材料:海水(宮崎県日南市油津沖)/内容量:200g 製造方法:平釜/製造者:(株)ここく 宮崎市清武町池田台北34-81 ☎︎080-3472-0369
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