鳥生レンコンは、大正時代から続く、愛媛県今治市立花地区の特産品として、80年以上の歴史を誇っています。
レンコンの収穫方法には水を使う「水圧堀り(水堀り)」と、1本1本掘る「手堀り」があり、今では時間が半分で済む「水堀り」が主流になりつつあります。 鳥生レンコンは、レンコンに傷がつかないよう、畑の水を抜き、1本1本時間をかけて「手堀り」で収穫されています。 大切に手堀をされた鳥生レンコンの断面は乳白色で、生でかじると甘く、「レンコンのお刺身」や、サラダに使ってもおいしく召し上がっていただけます。
レンコンには、ビタミンC、ビタミンB12、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ビタミンCは熱に弱いため、一般的には調理の際に流れ出てしまうとされていますが、 レンコンの多くに含まれるデンプンが熱から守ってくれるため、加熱しても相当量のビタミンCを摂ることができます。 また、ビタミンB12は鉄分の吸収を助ける働きがあるため、貧血予防にも期待できます。 そして、レンコンのアクにはポリフェノールが含まれているため、細胞の酸化を防止してくれる働きがあります。
又レンコン成分は主にデンプンですが繊維が多いので便秘を防ぐ効果もあり、また植物性蛋白の補給源としてもすぐれています。
特にビタミンCはトマトと同じ位含まれており、美容と健康と長寿に効果的です。
利用方法もさまざまで「煮しめ」「酢のもの」「揚げもの」「五目ずし」と大変用途が広く、砂糖漬け・菓子・福神漬等の材料としても珍重されています。
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