在来種の日本カボチャです。クリーム色でひょうたん型をしています。 スーパーなどで普通に見かける緑色の丸いカボチャは西洋カボチャ。最近は煮崩れにくくホクホクした食感の品種が好まれ主流になっています。 一方、日本カボチャは水分が多めで、しっとりした食感が多いです。煮物にするとベチャっとなりやすく、コツが要ります。 市場や売り場では敬遠されがちな日本カボチャですが、田舎では細々と生産が続いています。 なぜか？？ それは、もう圧倒的な作りやすさです！ 農家の裏庭の生ゴミ置き場。暖かくなってくると、昨年捨てたカボチャの種が発芽しすごい勢いでツルを伸ばします！ミツバチが受粉して、秋にはゴロゴロとカボチャが転がってます。 もはや生産ではありません！ そんな在来種ですが、美味しいかぼちゃが食べたければそれなりの努力と工夫が必要です。 竹林畑では食卓に上ったカボチャから「これは！！」と思った甘いかぼちゃを選んで種を保存します。 自然に芽がでるより早い時期に種まきをして、丈夫な苗に仕立てます。 実がつきすぎないようにツルを整えてあげ、真夏の受粉シーズンを迎えます。 ここまで来れば後は放置‼︎ 畑で熟したら収穫ですが、ここからはイノシシとの勝負です。 なぜか奴らもいいタイミング知ってます。 収穫後にもさらに熟成をすすめる追熟（キュアリング）という保存期間を経て出荷です。 畑に置いていられるギリギリのタイミングまで収穫を引っ張った竹林畑のひょうたんカボチャ。キュアリングを経るとさらに甘さとネットリ感が増します。 オススメの食べ方はニンニクソテー、天ぷら、スープ、お菓子など。 ぜひ試していただきたいのはポタージュスープです。 蒸して(電子レンジが楽です)フードプロセッサーなどでペーストに。ペーストと同量の牛乳又は豆乳で伸ばします。調味料は無し！！これがポイントです！ かぼちゃの香りと甘みで充分勝負できます。 スライスして電子レンジで加熱(甘〜い水分出ますが捨てちゃいます)、チーズを乗せてトースターで焦げ目をつければ簡単かぼちゃグラタンです。 3kgで3〜4個です。 風通しの良い場所で保管し、時々磨けば年末まで保ちます。 野菜セットにも販売しています。野菜セットご注文の際にご希望お伝えいただければ一つお入れできます。 ◆◇ポケマル事務局からのお知らせ◇◆ このページの下にある〈記事一覧〉では、竹林さんが書いた記事を読むことができます。