農薬、化学肥料、動物肥料堆肥、米ぬか、油、大豆粕、全て不使用。 自家採種です。 プリッとした歯ごたえ、じゅわっと染み出す野菜汁 大麦をコンパニオンプランツとして植え、霜よけしてまろやかな味になりました。 山手の痩せ地によく馴染むエンドウ。眼下の橋本の町を眺めながら収穫しています。収穫が始まると山の緑も陽射しもホトトギスも騒がしくなり。慌ただしく収穫しているうちに夏が来るのが毎年恒例です。今年のえんどうは、最適生育の温度帯が少しづれてしまったので、昨年度よりも伸び悩んではいますが、花を付けながら上へ上へと柔らかくたくましく伸びあがっています。 エンドウの収穫は、左手で1つ、右手で1つ。 パチッと簡単にもげる所を探り収穫します。両手でパチパチ。 探るようにそして株を傷めぬように、心を整えて静かにそして手早く収穫しています。 ・いろいろな厚み スナップエンドウは、鞘も実もどちらも美味しいえんどうです。悩ましいのは、どちらを尊重するか。いつ収穫するかなのです。私は鞘が一番おいしい状態をと鞘をあまりパンパンにせず収穫しています。時折パンパンの子もいると思いますが、その子は、鞘が固く筋張ってしまっていますが、豆の甘味がまた美味しいです。 ・傷？？？ アザミウマやカメムシに吸われたキスマークの痕。 麦と擦れたスキンシップの痕。など。ありますが、逞しく育ったエンドウ達です。 ・おススメの召し上がり方 勧めの調理法をお客様に教えていただきました。ずばり。蒸し焼きです。熱した鍋やフライパンに少量の水を加えて、焦がさずに。アルデンテ状態でOKです。少し手間ですが、うまみがギュッと閉じ込められます。 普通に茹で、シンプルにお塩だけでも 初夏の食卓に目にも鮮やかな1品になります。 個人的には、生食も面白いです。歯ごたえと甘味とジューシー感が愉しいです。