淡路島なるとオレンジ

▼なるとオレンジ 淡路島で約300年前に見つかった柑橘で、生産者が少なく貴重です。発見当時は淡路島が徳島藩だったので鳴門の地名を冠しました。皮が分厚く、皮もきれいではなく、薄皮は剥きにくく、種が多いです。しかし香り高く強い風味がコアな支持を得て、生食でも加工でも美味しい果実です。 ▼マーマレードに最適！香りたかく酸味と風味があふれ出る！ 風味のワイルドさを生かして、ジャム・マーマレード・オレンジピール・焼き菓子・クラフトコーラ・マリネ・ポン酢などの加工品やお菓子作りなどに重宝されています。お酒やショコラと合わせるのも良いと聞きます。特徴としては ・香りがたかい　・酸味がつよい ・果汁がおおい　・皮があまりきれいではない ・皮の厚み　・ほろ苦い　・種が多い ・風味はクセがないのに強い ・加熱しても風味が飛ばない などがあります。 生食だと、 はっさくのようにナイフやハサミで切り込みを入れて皮と薄皮をむいて食べます。はっさくは身が詰まってさっぱり食べごたえがあるのに対し、なるとオレンジは皮をむくと、果汁が多くて華やかな香りが広がます。 ▼１シーズンで３回楽しめる風味のグラデーション 収穫期が２〜４月と長く、１シーズンで３度楽しめる柑橘です。はじめは酸味・香り・風味が強く、後になるにつれだんだん落ち着いてきます。そうすると糖度には変化がないのでだんだんと甘さを感じるようになり、生食がおいしく感じるようになってきます。 ・２月：加工に特化 皮がきれいで酸味と香りが強く、保存もきくため加工に特化したシーズン。 皮でマーマレードやオレンジピールをつくり、果汁は醤油と１：１で割ってポン酢にしたりするのはいかがでしょうか。この季節は鍋に欠かせません。 ・３月：オールマイティ 旬まっさかり。酸味と甘さのバランスが最高で生色も加工も美味しいシーズン。 １度にたくさん買って生食と加工を使い分けるならこの季節。パンチのある風味の生の果実が春の訪れをいち早く感じさせてくれます。 ・４月：生で食べたい 甘味が増し、酸味がまろやかになる生食シーズン。 酸味・風味が落ち着き、加工には物足りないかもしれないけど、生で果実を食べる方には最も人気のあるタイミング。これを食べ終えると桜が散り、新緑の季節がやってきます。 ▼数量、分量の目安 2.5kg　等級・サイズ混合、およそ8〜10個前後。 6.5kg　等級・サイズ混合、およそ28〜36個ほど。 10.0kg　等級・サイズ混合、およそ40〜50個ほど。 ▼栽培/生産方法、こだわり 森果樹園では樹齢80〜130年の樹々から収穫しています。祖父の祖父が植えた樹たち。さまざまな果実のなかでも、ずば抜けた寿命を持つなるとオレンジ。樹はとても大きく、高い所ははしごに登ったり、高枝切ハサミで採っています。 ▼注文に際しての注意点（配送方法や納期指定など） 注文を受けてからの収穫になります。手でひとつひとつ選別し拭き、選別し梱包してお届けします。雨の日は収穫できないので少しお待ちください。 到着時間帯はご指定いただけますが、到着日はご指定いただけません。ご了承ください。