みんなでう米（ﾐﾝﾅﾃﾞｳﾏｲ）～シングルマザーのご家庭へお米のおすそわけ～

⚫自己紹介⚫ 福島県中通り南部石川町で、ほぼ露地で季節の野菜&お米を育てている 笑平（ショウヘイ）でこぼこ農園　の紀陸（キロク）洋平・聖子といいます。 　 みんなでこぼこでいいんだよ。 そんなことを思いながら生活を送っています。 ・ 洋平は、宮城谷昌光を敬愛し 聖子は、星野源とラジオが心の支えです。 出身は夫婦とも埼玉県 群馬県で農業法人で働いた後、東日本大震災を機に2013年に福島県に移住・就農しました。　 ・ プロフェッショナルとは…? 100年後のことを考えて行動すること。 …まだまだ考える力も実行力も足りないので、少なくとも30年後のことは考えて行動したいと思っています。 ⚫みんなでう米⚫ めっちゃベタなネーミングで恥ズカシーのですが、お米のおすそわけをしよう！です。 私たちが育てたお米「令和6年産コシヒカリ（栽培中有機肥料のみ使用）」を玄米6.5キロ購入し、 そのうち1キロを、（主に）シングルマザーの方におすそわけ（シェア）しませんか？ 責任を持って、私たちが、シングルマザーの支援団体に皆様からの「おすそわけ米」をお届け致します。 玄米5.5キロはご注文いただいたお客様に（送料別） おすそわけ精米1キロは、他の方のおすそわけと合わせ30キロ程度になり次第、支援団体へお届けします。（送料は私たちが支払います） 支援先は、おすそわけいただいた方達の住所地になるべく近いところを選びたいと思っています。 ※令和5年産コシヒカリは、 NPO法人　石川県シンママ応援団　様 NPO法人　こどもの居場所づくり　IN　川口　様 を通じて、シングルマザーの各ご家庭へ届けてさせていただきました。 ⚫なんで「おすそわけ」?⚫ 令和2年のこと。 新型ウィルスが私たちの生活を一変させました。 こんな時、社会的に弱い立場の方へのしわ寄せは計り知れないものがあります。特に、職を失った方やシングルマザーの方のことを思うと、食べるものを生産している者として、何かできることがあるはず、とずっとモヤモヤしていました。 「おすそわけ」をしたいと思うようになりました。 正直にいって、私たちは、食っていけているような状況ではありません。 でも、3か月後は間違いなく食っていけています。 1年後は分かりませんが、少なくとも、今日も明日も3か月後も食っていけると分かっているなら、 今日や明日、食べることが困難な方へ何ができるか考え行動するのが、私たちがなりたい姿だと思いました。 初めは、自分達だけで、収穫したお米の何キロかを「寄付」という形で、NPO団体や支援グループに送ろうと思っていました。 でも、ひとりでするには限界があります。 と、同時に、「みんなでおすそわけ」する形にしたら、 私たちのお米を食べた人みんなが、あったかくなるんじゃないかな、そう考えたのです。 そう、みんなで。 おすそわけした人も、された人も、社会はみんなどこかで繋がっています。 見えない糸で繋がって、糸は決して一方向から出ているのではない。 私は知らない誰かに支えられて生きているから。 だから「みんなでう米」です。 お客様が、私たちのお米を召し上がる時に、「どこかで誰かも同じお米を食べているかも…」と、 ちょっとあったかい気持ちになったら、とってもとっても嬉しいのです。 そして、おすそわけ先の方にも 「みんなで思っているよ」が伝わったら。 現実は変わらないけど、一瞬でもあったかくなったら。 そう思うのです。 パンデミックが落ち着いた今も、おすそわけの必要度は年々増しています。 支援団体の方の言葉の端々にそれがこもっているのを感じます。 この、おすそわけ「みんなでう米」活動は、 令和2年より毎年、お客様と一緒に続けてさせていただいています。 賛同してくださるお客様に感謝です。 笑平でこぼこ農園　　紀陸（キロク）洋平・聖子