福島県石川郡石川町
紀陸洋平 | 笑平でこぼこ農園
野菜セット
◆お客さまへのごあいさつ
福島県中通り南部石川町で、ほぼ露地で季節の野菜を育てている笑平でこぼこ農園の紀陸(キロク)洋平・聖子です。出身は夫婦とも埼玉県、群馬県で農業法人で働いた後、2013年に福島県に移住・就農しました。「みんな でこぼこで いいんだよ」そんな気持ちを込めて「でこぼこ」を、そして我が家の息子4人とも「〇平」という名前であることにちなんで「笑平」と名付けました。
◆農家になった経緯
夫・洋平が22歳の時、ワーキングホリデーを利用しオーストラリアの農場で働いた際、太陽の下で汗を流して働く楽しさを知りました。その後、24歳で群馬県の農業法人に就職。35歳の時東日本大震災が起き、福島県の状況をメディアを通じて見聞きし、福島で起きたことを自分事として考えたい一心で福島県移住を決意。縁あって、石川町で就農することとなりました。
◆生産物・地域の紹介
出来る限り、農薬不使用・有機肥料のみで育てています。農薬・化学肥料を使用する際はできる限り最小限に。品種選びは、まずは美味しいこと!育てやすさ、形が揃いやすい、収量が多いなど、一般的に言われる「いい野菜」であることは二の次です。とにかく美味しいと感じてもらえる事、自分達が美味しいと思うこと、この野菜好きだと思うこと。そんな野菜を育てています。
◆伝えていきたいこと・信念
石川町は過疎地です。激しく少子高齢化が進んでいます。そんな中、子ども達が愛せる地域となるよう、地道に、でも移住者なのに図々しく、地域の活動を起こしています。また、小学校の学習に畑を活用してもらい、子ども達には、農を通して、思い通りにならないことの尊さを伝えています。今は、お金さえあれば失敗も回避できるし、何でも手に入る、言ってみれば、多くの事が思い通りになり、逆の経験が圧倒的に少なく、むしろ、失敗や思い通りにならないことを是としない風潮があるからです。失敗や思い通りにならないことは、宝です。
◆今後の展望・夢
野菜本来の味が美味しいと食べる人が増えること、自給率が上がること、第一次産業の価値が高まること、持続可能な社会へと近づくこと、長期的なビジョンであらゆる事を考え行動すること。でも、一番は、多様性を認め合う社会、真に優しい社会になること。それらは、実は一直線上にあるのではないでしょうか。みんなでこぼこでいいんだよ。自分達を含め優しい人間になりたいです。
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