【2S~3S小粒】特選うちみかん【家庭用】

こんにちは！まつさか農園です。 私達は和歌山県の有田地方で温州みかんの栽培をしているみかん農家です。 草生栽培という草をあえて生やしっぱなしにする栽培技術を使って優しくて香り高いみかんを作っています。 祖母の豊子お婆ちゃんが50年間ず～っと草のお守りをしてくれたお陰で土はとってもフカフカです。 これからは孫の進也が新しい技術を取り入れながら「まつさか農園らしいみかん」を作り続けていきたいと思っています。 〇2S~3S小粒とは？ 2Sとは直径5.5cm以下、3Sは5cm以下となっています。 写真に大きさの比較を載せておりますので御覧ください。 【小粒のメリット】 ・味が濃い。 糖度は大きめのLサイズに比べて1~2度高い傾向があります。 ・個数が多い。 小粒なので箱に入る数が多く4.5kgで80個くらい入ります。 ・お子さまに人気 大人には小さくてもお子さまにはジャストサイズのようです。 なので、お母さんには大人気です。 【小粒のデメリット】 ・剥くのが面倒！！ お子さまは逆にそれが楽しいみたいですが、玉が小さいので剥くのが結構めんどうです(--;) パパッと食べるのはしんどいかもです。 ・贈答用には向かない。 最近は小さいみかんが人気ではありますが「贈答用＝デカくて綺麗で立派！」というイメージは未だに強いようです。 見た目も家庭用なので恐らく正式な贈答用にはあまり向きません。でも、小粒が好きという方へのちょっとしたプレゼントには使えると思います。 〇特選うちみかんって？ まつさか農園には「とっておきのみかん」が２つあります。 それは11月の完熟ゆら早生みかんと12月のミネラル栽培みかんです。 いま日本で最も美味しいといわれている品種「ゆら早生」、普通は10月に全て採り終わってしまうのですがそれをあえて11月まで樹上完熟させます。 みかんハンターのヒヨ鳥に狙われたり、虫にやられて腐ってしまったり、非常にリスキーなのですが、その分とっても美味しいです。 プリプリとした食感とトロけるような甘さ、極薄の内皮が特徴です。 11月上旬～11月下旬はこちらの「完熟ゆら早生みかん」が特選うちみかんになります。 もう一つのとっておきみかんはミネラル栽培みかんです。 草生栽培の現代版ともいえる技術で前近代的な窒素主体の技術をやめ、カルシウムやマグネシウムなどを主体としたミネラルを重視した栽培技術です。 窒素を控え、ミネラルをバランスよく与える事でみかんは樹内で光合成回路を回し、多くの甘味や旨味成分を作りだします。 窒素主体のみかんが脂肪などで太ったみかんだとしたら、ミネラル主体のみかんは筋肉質な柔道家のようなみかんです。 実際にみかんの比重は１０％～２０％ほども増加します。 12月中旬～12月下旬はこちらの「ミネラル栽培みかん」が特選うちみかんとなります。 どちらもまつさか農園の最高のみかん達です(*'▽') 〇草生栽培の良さって？ 草生栽培とは草をあえて枯らさずに出来るだけ生やして土壌を豊かにする技術です。 草を生やす事で畑の有機物の量が増えたり、微生物の量が増えます。微生物達は土に含まれている多くの栄養を分解してみかんが食べやすいようにしてくれます。まるでみかんにとってのコックさんのような存在なのです。 草生栽培で作られたみかんは香りが良く優しい味わいのみかんになります。