【750g】南部片富士印｢秘伝｣枝豆 PGS(参加型有機認証制度)認証 　

「秘伝」は岩手県生まれの品種です。 青豆ですので香りがよく、大粒で食べ応えがあります。 僕はこの豆をオーガニックで栽培してます。そのためか標高360ｍの冷涼な気候とあいまって、甘みと旨みがとてもよく出てます。 今年は播種時期の旱魃と梅雨時期の低温で育ちが遅くなったものの、８月の高温で何とか持ち直しました。自然の復元力、バランスに感謝です。甘み、旨みともに強い、バランスのとれた味となりました。（香りは昨年同様、例年に比べ劣ります。なぜかは解りませんが...） 噛んでいる時はもとより、飲みこんだ後のその後味は抜群で、尾を引きます。健康のため、そして味わいのためよく噛んでお召し上がりください（笑 PGS（参加型有機認証制度）、耳慣れない言葉だと思います。 これは国際的NGOのIFOAM（国際有機農業運動連盟）が提唱する有機認証制度の両輪のひとつで、僕の属するグループのオーガニック雫石が日本で始めて昨年１２月に公式に認定されました。 この制度の特徴は、グループに属する生産者と消費者等の受益者（steakholders)が一緒になって、生産者が有機栽培基準を順守して栽培しているかを精査する点にあります。オーガニック雫石は有機JASよりも厳しい基準で栽培基準を定めております。 「有機農業は土壌・自然生態系・人々の健康を持続させる農業生産システムである。 ／それは、地域の生態系の営み、生物多様性と循環に根差すものであり、それに悪影響を及ぼす投入物の使用を避けて行われる。 ／有機農業は伝統と革新と科学を結びつけ、自然環境と共生してその恵を分かち合い、そして関係するずべての生物と人間の間に公正な関係を築くと共に生命（いのち）・生活（くらし）の質を高める」 IFOAMの有機農業の定義です。 これに基づいて、岩手山麓に抱かれたの小さな環境の中で有機農業を営んでいます。 お山に見守られながらその自然の恵みをいただき、いただいたお返しとして自然を大切にし保全する。そしてまた翌年も恵みをいただき、お返しをし、また翌年．．．。 お山に感謝し、畏怖し、尊敬の念をこめて岩手山の別称である南部片富士を商標登録をして使わさせていただいております。 岩手山と僕がコラボレーションした「作品」をぜひ召し上がってみてください。 枝豆は鮮度がいのちですので、収穫の翌日に発送することを基本としております。着きましたなら翌日には召し上がっていただきたくお願い申し上げます。 また、旬を召し上がっていただくために販売期間は１０月８日出荷を目安として終了させていただく予定です。