以前に東北食べる通信でも取り上げてもらった金三郎の庄内柿の完熟冷凍です。10個（約1.5kg）、20個で発送お受けします。それより多く必要であればお問い合わせください。冷凍物は生の贈答用より外皮に傷のあるものを使用しています。 いちばん暑い時期を逃してしまっての出品なので、応援よろしくお願いします。 今年もコロナ禍によりイベント出店が無くなったりで、冷凍した柿の需要が無くなってしまいましたので、冷凍庫を一掃できれば嬉しいです。 ですが一般家庭の冷凍庫に柿を10個とはなかなかスペース的に難しいのかなと苦悶してます。 　暑い日にカチカチのまま丸かじりが最高です。 糖分が主に果糖、ショ糖なのでアイスクリームより罪悪感なく食べられます（笑）アイスクリームやヨーグルトを添えてもいいですね。 解凍後に崩してオリーブオイルやお酢などでドレッシングにして生野菜のサラダに。 ヘタを取り豆乳や牛乳とミキサーにかけて柿ジュース。これは無糖の濃いめの豆乳がオススメ。豆乳だとジェラートのような滑らかさに。牛乳だともう少しサラサラとろとろになります。ミキサーに掛けたものを型に入れて冷凍すると最高のアイスクリームに。今の時期なら生の桃を加えても。子供向けにはミキサーの段階でハチミツやアガベシロップを加えてもいいかと思います。 どんなアレンジでも柿らしい控えめな優しい甘さが楽しめます。糖度20度ある柿を糖度11〜14度程度の牛乳とで混ぜるので、市販のアイスは糖度30度前後なので罪悪感も少ないですよね。 　庄内柿とは種無しで瑞々しい食感と、優しくクセのない柔らかな甘味の柿です。柿というと今では種があり、サクサクの食感のイメージの方が多いと思いますが、庄内柿には種はほぼありません。ですからミキサーなどにもかけやすいです。 熟すると甘みが増しますが、柔らかくなり発送が困難になりますが、甘みが増すことを逆手にとり、冷凍でも庄内柿は美味しく食べられます。糖度は農協公式には14度ほどですが我が家の完熟は20度近くになります。 　我が家では曽祖父が植えてから100年近く作り続けており、寒暖差がとても大きく、肥料や農薬にもこだわり、どこよりもおいしい庄内柿を作っています。一昨年はNHKあさイチでも使っていただくなど、注目していただいています。後味がすっきりなのにしっかり甘いので、何個でも食べられるし、料理にも合います。 意外と知られていない多様性 　柿は1300年前から食用とされ、果物の中でも特に栄養価が高く、ビタミンＣ・βカロテン・カリウムが豊富で、渋みの元のタンニンはお茶の渋みと同じ成分です。 　果実には珍しい成分GABAが含まれ、加熱した方が多く得られますが、体が冷える性質もあるのでたくさん食べる場合は料理にも取り入れるといいです。 逆に夏は体を冷ますのにうってつけです。 　また柿蔕・柿餅・柿霜・柿葉など漢方で多様に活用されていたり、漬物、俳句、狂言、水墨画、昔話、茶器、高級木材、柿渋（染料、塗料）など活用されており、衣食住すべてに関わる珍しい食材で、古いイメージの柿には生活に密着した用途がたくさん。 減農薬・天然農薬 　柿は渋があるため他の果物より比較的強い事もあり農薬使用量の少ない渋柿ですがさらに一般的な基準より20％減らしていますが、その分見た目の悪さも多少あり栽培の難しさを痛感しています。 もう2ヶ月程で今年の庄内柿も出始めますが冷凍の完熟庄内柿もよろしくお願いします。 　保冷してたり、発送の手間もあるので少し割高ですので、量の変更や使い方など気兼ねなくお問い合わせください。