まず初めに、、、まつさか農園は「日本一の八朔」を目指しています。 大言壮語ですが、ハッキリ言っておきます。 「日本一の八朔」を目指してます！！！ さて・・・そんなことを言っちゃうのも実は園主の松坂進也は八朔がめちゃめちゃ大好きなんです。 ＠訳あり八朔？ まつさか農園では「美味しい八朔の向こう側」を見つけるために追熟という技術を研究しています。 京都の超こだわり果物屋さんから「糖度１３を超える八朔を7月まで熟成させると究極の品になる。君の八朔は糖度は十分にあるのだからチャレンジしてみてはどうだろう？」とアドバイスを頂きました。 日本一の温州みかんも取り扱う超名店からの嬉しい無茶ぶりです。 そんなわけで3月からせっせせっせと貯蔵をしているのですが、やはり長期の追熟は生半可な道ではなくいくつかの八朔がシワシワになってしまいました。 私達の湿度調整が下手だったわけです。75%～85%の湿度が最適と言われています。 70%を切るとシワシワに、90%を上回るとカビがわきます。 コレは完全に僕らの失敗です。でも、そのシワシワの八朔はとっても美味しいのです。 見た目が悪すぎてとても普通には売れませんが・・・ これが訳ありの理由です。 表面がシワシワしてたりちょっと凹んでたり、黒いアザみたいなモノがありますが 中身は美味しい八朔です。何より乾燥によって果皮が極めて薄くなっています。 シワシワでないモノに比べると風味が少し落ちますがまろやかな甘さと爽やかな酸味、気持ちの良い苦みは十分な美味しさと言えます。 ＠まつさか農園と八朔 八朔といえば世間では「苦いよね」「酸っぱいよね」と言われますが、私からすると「！？！？」って感じなのです。 八朔甘いですよ！？確かに、苦みもあるし酸味もあるのですが、それらと同じくらい甘いんです！ 糖度も実は12度以上の個体も多いのでその辺の普通のみかんより全然高いのです。（2018年のみかん平均糖度は名産地の有田ですら11度台) 私は八朔は柑橘の中でもとっても完成された食べ物だと思っています。 旨味、甘味、酸味、苦味、香り、食感、全てがそろってるんです。本当に奇跡の品です。 もちろんウチの八朔もまだ品質にバラつきがあるので全ての品が最高クラス！とは言いませんが・・・ それでもその辺の八朔には絶対負けないです！！！ そんな園主渾身の逸品です。 ＠なんで美味しいのか 全ての農家さんではないのですが、周りの農家さんの話を聞くと「八朔は大きかったらなんでもええねん」 そんな事を言われます。確かに大きい八朔は食感も良いし、美味しいんですけどね。 でも、大きくさせるために過度に肥料をあげたり、剪定も肥大重視にしてしまったり・・・ 「美味しい八朔」を目指してない・・・？と、思える事が結構ありました。 （全員ではありませんよ！美味しい八朔を熱心に作ってる方もいます！） まつさか農園はみかんとかなり似た栽培方法です。 剪定も摘果もみかんと同じで「美味しくなるように」を追及しています。 肥料もみかんと一緒です。樹体が大きいので堆肥は多めに与えますが、玉の肥大に傾き過ぎないに細心の注意で施肥します。 八朔ってマニアックな柑橘だと思うんです。 価格だって安いし、ニーズだってさほど無いし・・・。 でも「八朔が好きで好きでたまらない人」って意外といるんです。 そんな八朔好きに送りたい八朔好き農家のスーパー八朔、そんな品を目指してます。 みかん農家にはナメられがちですが、八朔はポテンシャルがめちゃ高いみかんだと思っています！！！ がんばるぞー！！！ ＠マニアックな話 剪定はみかんと同じで有田の伝統的な剪定技術を取り入れています。 平行亜主枝を作る事でしっかりと生殖生長に傾け、味を良くします。 肥料は有機肥料を軸に液肥によるコントロールを行い、肥大に偏り過ぎない味重視の施肥設計を行っています。 また微生物資材を多用し、発根を促します。土壌はとても大事な要素で甘さを作る大きなポイントです。 これはミネラル吸収にも非常に関わってきます、フルボ酸や医療用のミネラルなど非常に高性能な資材を使ってミネラルをしっかり吸収させられる栽培をしています。 （非常に高性能な資材は非常に高価格なのでまつさか農園は常に火の車です） 収穫時期は1月～3月で少しずつ収穫していきます。 ＠商品詳細 正味重量　約1.5kg 階級　　　訳ありみかん 規格　　　Mサイズ9個入り

2019年4月27日追記

発送は土曜日または日曜日となります。 ですので、到着は日曜日から火曜日のいずれかとなります。 到着時期のご相談は承りますが、大変申し訳ないですがご希望に添えない場合もありますのでご了承下さいm(_ _)m