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稲倉哲郎

岐阜県郡上市

稲倉哲郎 | 農園サユールイトシロ

野菜BOX 加工品 豆類

岐阜県郡上市

稲倉哲郎 | 農園サユールイトシロ

野菜BOX 加工品 豆類

☆この時期は小さな加工品やお豆が中心です。まとめ買いがお得なのでご希望の内容をご連絡くだされば専用ページをお作りしますので遠慮なくお問い合わせください☆ 【岐阜県郡上市の最奥の地、石徹白(イトシロ)の農園サユールイトシロの稲倉です】 農園サユールイトシロはワタクシ、園主の稲倉が2005年に始めました。スタート時から全圃場自然栽培での野菜作りを続けてきました。 栽培しているのは主に夏野菜(ズッキーニ、ピーマン、ナス、オクラ、じゃがいもなどなど)~秋冬野菜(枝豆、かぶら、大根、水菜など)に加え、近年は大豆や小豆など豆類にも力を入れ、冬季を中心に加工品などにも取り組んでいます。 また自家採種を当初から進めています。一部でF1種も使います(トマト、ズッキーニ、ピーマン)がほとんどは自家採種もしくは固定種品種を使っています。 【サユールイトシロのある石徹白とはこんなところです】 もともとは愛知県出身ですが、両親はどちらも宮崎出身。そんな自分が流れ流れて25歳の時にやってきたのが岐阜県郡上市のある会社。そこで8年ほどサラリーマンをやったのち、2003年に妻の実家である同じ郡上市の石徹白で農業を始めようとやってきました。 郡上市の北部は古くは泰澄による開山が礎となった白山信仰の要所として栄え、特に石徹白は白山への修験道中心に位置し現在も残る白山中居神社を中心に古くからの文化や習慣が色濃く残っている地域です。 現在の目から見ると、辺鄙で近くの町へ行くにも車で峠を一つ越えて30分かかるようなところですが、当時は「上り千人、下り千人、宿に千人」といわれるほど人の往来が多かったところです。 またかつて縄文時代の遺跡も発掘されたことがあるように、相当古くから人が住み続けていたところでもあったことがうかがえれます。 ここは県内屈指の豪雪地帯で、周辺にスキー場が2つ(かつては3つ)あり、雪の少なくなった近年でも毎年2m近くまで雪が積もります。 現代においても生活するには厳しい面もありながらも、やはりここまで長きにわたって人が根付いて生活し続けてきたには、それ相当の理由があるのだと思います。その理由も時代時代ごとの価値観が変わることによって移ろってきたでしょうが、今の自分から見て思うのは ◎土の歴史 ◎水のおいしさ ◎居心地の良さ  の3つです。 活火山でもある白山の麓にある石徹白には先人たちがこの地で暮らす中で作り上げてきただろう地味あふれる土に、毎年山のように降り積もる雪解け水から恵み出される雪解け水や無数に湧き出す清水からなる石徹白川から得られる芳醇で清純な水、そして在所の人のことはだいたい皆知っているところで暮らすことのできる安心感です。 縁あって、この地に移り住むようになって、当初はたいして深い考えもないまま(ホントのことです)農業を始めた自分がこの地を知れば知るほど、今やっている農業の取り組みがこの地に必要でふさわしいやり方だという確証を得るようになりました。 【こんな農業をやっています】 最初は「何か新しいことをやってみたい」という思いの中、実家が専業農家をやっていた妻の実家のある石徹白に来ました。農業なら何か新しいことができるような気がしていた、という漠然としたものでしたが、石徹白のような本来なら農業には向かないかもしれない中山間地ですが、だからこそ面白そうなことができそうな気もしてました。その中で出会ったのが「肥料に頼らずに野菜を育てる」という自然栽培の考え方でした。 あまりルールを作るような固いことはしないのですが、決めていることは外から意図的に何かを持ち込んで土には入れない、ということです。ただ入れないことが目的にならないように、適宜に対応しています。大切なのは「いい農作物を作ること」だからです。 【では「いい野菜」とはなんだろう?】 いい野菜の定義はやはり人それぞれです。ですので僕は自分で考える「いい野菜」を育てるための条件を考えました。それは一言でいえば「水と土を汚さない」ということです。肥料や農薬を使わないのも、安心安全ももちろんですが、何よりそこの土と水を汚さないためでもあります。 今ある土と水をなるべく傷めず汚さずに育てた野菜が、この地で育て上げる最上のものだと思うからです。それを「美味しい!」といってくださる方がいる限り、ここで農業を生業として生活し続けていけると思っています。そしてこれまでも、そしてこれからも、そういう「美味しい!」に応えられるような野菜作りをしていきます。 【農園の名前”サユールイトシロ”と目指すところ】 サユールイトシロのサユールとはインドネシア語で「野菜」という意味。つまり石徹白野菜という意味です。 ここ数年で地域作りや若年層の人口増、区民出資の小水力発電所などで知られてきた石徹白ですが、やはり今でも過疎化と若年人口の減少は深刻です。 暮らす分には良いところですが、現代の生活には欠かせない仕事が石徹白にはなかなかありません。実際のところ1年の半分は雪のために農業ができない土地柄で、さらに中山間地域であるため大規模農業にも適しない。そういうところで農業にも決して向いているところではないのですが、そうであっても、良い農作物の採れる条件を生かしてここで生活していけるだけの生業としての農業を作り上げていきたい。そのために農作物の生産/販売だけではなく、加工品作りや体験なども含めてトータルな「石徹白野菜」の魅力を打ち出しながら石徹白の良さを知ってもらえるように取り組んでいきます。 そして、次の代もその次の代もこの地で人々が生活できる地であり続けるためにできることに取り組んでいきたいと思っています。
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