村山周平 | ゆきやまと農場

★自己紹介（600文字程度）です。長文になりますが、私のこれまでの歩みと農場の目標を説明させていただいております。お米の紹介はその後に記してありますので、ご確認いただけますと幸いです。 ゆきやまと農場の村山周平です。 トップブランド「魚沼米」の産地、津南町で先祖代々農業を営んできた村山家に生を受けましたが、当初は事業を受け継ぐことへの重圧と、人生を勝手に決められているような嫌悪感を抱き、農業をやりたくない一心で実家を離れておりました。 20歳の頃に、当時の友人から「お前の実家も、外国の安い米が手に入るようになれば倒産するだろうな」と言われ、 それに対して「なぜ部外者の何も知らない人間にそんなことを言われなくてはならないのか」という怒りの感情を抱き、「だったら自分が帰郷して、農業がしっかり稼げて、面白い職業であることを証明しよう！」と思ったことがキッカケで後継者となることを決めました。 大学を卒業後、2年半ほど農業に関する勉強や研修の時間を過ごし、24歳の時に就農しました。その後は5年ほど父のもとで農作業や経営を学び、29歳の時（令和3年）に事業を承継し「ゆきやまと農場株式会社」という農業法人を立ち上げ、現在に至ります。 ゆきやまと農場では、津南町で農業を行うことに誇りを持ち、世の中の農業への偏見を覆す挑戦をし続け、地方でいきいきと働く人材が増え、魅力的な農業が脈々と紡がれていく世界を実現することを目標に掲げております。 そして、「津南町のゆきやまと農場にしか作ることができない、最高に美味しいお米を作って全国の皆さまの元に届けたい！」という想いで日々、自然と向き合っております。 ★お米の紹介 特別な魚沼産コシヒカリ『原材料名、津南町』のご紹介です。日本一のブランド米産地である魚沼地域の南部に位置する「津南町」で収穫されたお米です。 津南町は全体が河岸段丘（数万年に渡って河川が地表を形作った階段状の地形）になっており、比較的冷涼な気候で、土質は非アロフェン質黒ボク土です。上信越高原国立公園の苗場山系に囲まれた豪雪地帯のため、浸透した雪や自然水が湧き出る自然環境に恵まれ、国土交通省の「水の郷百選」に認定されております。 水は雑味や塩味がなく、後味にほんのり甘さを感じる味わいで、人を選ばない美味しさであると評価を受けています。そんな、稲づくりに最高に適した地形と水を贅沢に活用して作られたのが弊社のお米『原材料名、津南町』です。 ゆきやまと農場では、地元酒蔵の苗場酒造で大人気の「醸す森」の酒粕の他、町内の養豚農家や和牛農家、きのこ農家から堆肥の原料を提供いただき贅沢にミックスした自家製肥料を秋の収穫後に田んぼに散布しています。まさに、オール津南町で作り上げております。 堆肥の散布は時間と労力が必要なため、現在では行っている農家は減少しておりますが、弊社では最高に美味しいお米作りを目指すために、毎年実施しております。幸いなことに、上記の和牛農家さんから重機をお借りすることができていることも大きいです。仲間には感謝しかありません。 ラインナップとしましては、通常の農法で生産したお米と、農薬と化学肥料の使用量を半分以下に削減したお米（新潟県特別栽培米認証制度、ガイドラインに準拠しております。）の二種類をご用意しております。 「津南町のゆきやまと農場にしか作れない最高に美味しいお米を作って、日本全国の皆さまに召し上がっていただき、お米と一緒に津南町の魅力も丸ごと味わっていただきたい！」 これは、商品名『原材料名、津南町』に込めた想いです。 私共の想いが詰まった逸品を、是非ご賞味ください。 お客様とのご縁を心待ちにしております。 ゆきやまと農場（株）代表取締役　村山 周平