酒井裕行 | 丹波篠山 めぶき農房

丹波篠山めぶき農房の丹波黒大豆は今年の新物ではなく昨年栽培したものを保管して販売しております。 なぜ去年の大豆を販売しているかという理由をご説明させていただきます。 丹波黒大豆は生育期間が長いためお正月には収穫が間に合わず（完熟していない）、本来は旧正月に合わせて収穫するとちょうどよい作物なのですが、需要がお正月に集中するため、年末に合わせようとすると無理に乾燥を進めることになります。 そうすることで粒により乾燥具合にばらつきが出てしまい、買って下さった方にとっては少し扱いづらい（火の通りが均一ではない）豆になってしまっています。 当方では本来のサイクルに合わせ年明けまで畑に置き、しっかり乾燥したものを収穫、調整しています。 その後は穀物用の冷蔵庫にて保管し、年末用には時間をかけて水分量が揃った扱いやすい豆を販売しております。 新豆ではありませんが、味や煮上がりなどに問題はございません。 新豆をご希望の方には２月以降に販売させて頂きますので、お気軽にご連絡くださいね。