佐藤吉洋 | 和み農園

【和み農園の佐藤吉洋です。】 徳島県出身。岩手在住です。口にしたお客様の心と体がホッと和むようなお米、野菜や卵を作りたいという思いから農園名を和み農園としました。 農園は、岩手県のほぼ中央に位置する花巻市東和町にあり、西に奥羽山脈、東には北上高地の山並みに囲まれ、季節ごとに変化に富んだ自然風景が広がる美しい場所にあります。 【自分の手で形あるものを】 10余年、ネクタイを締め会社に勤めていましたが、自分の手で形あるものを何か作りたいという思いが年々強くなり、また、家族とともに自然の息吹や命の育みを日々肌で感じられる日々を過ごしたいという思いも募っていきました。この二つの思いを実現すべく、農業の世界に足を踏み入れました。 【ミネラルに富み微生物が豊かに生息する土作り】 身の回りの有機物を使って健全な土を作ります。 畑に投入する有機物の主軸は、良質なエサで育った平飼いのニワトリたちの鶏糞堆肥です。 そのほか、青草、稲ワラ、米ぬか、牡蠣殻、炭などの身近な有機物を使って、ミネラルたっぷりで、多種多様な微生物が生息する土をつくっています。 【こだわりにこだわってうま味・甘みが増したお米を】 農園の生産物には、農薬や化学肥料は一切使用しません。田んぼには、主に農園のニワトリの鶏糞堆肥を使っています。ニワトリには、遺伝子組み換えの飼料、輸入飼料や抗生物質は一切与えておらず、身近に手に入る国産飼料（小麦、お米など）で飼料設計し、自家配合してあります。良質なエサによって、美味しい卵を産んでくれるだけでなく、良質の鶏糞堆肥も生産してくれ、その堆肥で安全で安心な美味しいお米が育っています。 昔ながらの自然乾燥方法で、刈った稲藁を3週間ほどお日様の下で自然乾燥させるため手間と時間はかかりますが、お日様と風の力でじっくりと乾燥されたお米は、うま味・甘みが増し、一粒一粒に自然のエネルギーが凝縮されているような力強さを感じます。