こんにちは陽だまりの里足立柿園です。静岡県の浜松市で次郎柿の栽培と販売をしています。
一昨日と昨日は浜松市の三ヶ日でマネジメントゲームという経営の研修会を開催しました。三ヶ日のみかんの農家の方や畜産をやっていらっしゃる会社の社員の方、また新規農業者の方などが来てくれて、利益とは何かをみんなで勉強をしました。中には遠く福岡から参加してくれた方もいらっしゃり、半端な研修じゃ申し訳ないと身の引き締まる思いがしました。
この研修はマネジメントゲームというボードゲームを使って会社経営を疑似体験して実践で利益感覚を学ぶという研修です。今回は色々なご縁が重なって自社で開催をすることができました。周りの人の支えや応援で開催が実現できて本当に良かったと思います。できれば定期的にこうした経営の勉強会を開催していきたいです。
2日目の午後はマネジメントゲーム研修で使われるストラック表と言われる経営分析の講義をさせていただきました。ストラック表は実務にも使いやすい簡単な経営分析の方法で身につけることで経費を使うときや値段の交渉をする時に、それで本当に利益が出るのかがわかるようになります。農業ではどうしても生産に力を入れてしまう経営者の方が多く、良いものを作っているのに儲かっていない方が少なくありません。利益の構造を学ぶことで少しでも参加してくれた方の農園が良いものになってくれたらと思います。
今回の研修では20代の方も多く参加してくれました。若い方が会社作りに一生懸命になっている姿は気持ちがいいですね。