ドラドラドン
2020.12.4ニホンミツバチノ百花蜂蜜を岐阜で里山をしている人に贈りました。
梱包は思いがけず重くて、中には小さいミカン4個と大きいカリン1個も入っていて、サプライズだったそうです。おまけはうれしいですね。
贈り相手はニホンミツバチを飼っていた人で、逃げられたり、スズメバチにやられたりしてニホンミツバチがいなくなったということで、しばらく蜂蜜を食してないようなので贈りました。
岐阜のニホンミツバチの百花密とどう違うかほかの人にも試食してもらうと言っていました。確かに本物で、ややミカンの匂いがするといっていました。満足したようでした。その人が言うには、ニホンミツバチだけが百花密を作り、セイヨウミツバチは百花蜜を作らないというのですが、本当でしょうか。
最初は(セイヨウミツバチの)百花密を贈ろうとしたのですが、百花密はニホンミツバチしか作らないというので、曽根花蜜のニホンミツバチの蜂蜜を探して贈りました。
将来は蜂蜜のDNA鑑定なども表示して、蜂蜜のよさや、選択などが気楽に消費者にわかるようになるといいという話でした。
迅速で良心的な配達お礼いたします。
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曽根和久 | 曽根花卉
2020.12.4丁寧なメッセージを有難うございます。
岐阜の里山暮らしの方がおっしゃる通りで、本当の百花蜜は日本蜜蜂しか採りません。何しろ日本蜜蜂たちは各々が思い思いの花から採蜜して来るので、その花の種類は百かどうか分かりませんが、多種類です。
一方で西洋蜜蜂は蜜源探しをする蜜蜂の指令に従って、同じ蜜源から蜜を採ってきます。そのため、本来単花蜜が採れるので、曽根花卉でも「みかんの花」、時には「桜の花」や「枇杷の花」の蜜を採ります。しかし単花はちみつを採れる時期が限られているため、多くは百花蜜と表示して、幾つかの種類の花からのはちみつが混ざった蜂蜜を採っています。
加えて日本蜂蜜は、巣を丸ごと潰して垂れてきた蜂蜜を瓶詰めしていますので、どうしても深い味わいになります。蜂の巣の滋養が詰まっているように思います。
日本蜂蜜、西洋蜂蜜の百花、みかん、たまねぎを顕微鏡撮影したことが有りますが、それぞれの花粉が含まれていて面白いです。
最後に、この辺りの日本蜜蜂も急速に数を減らしています。岐阜でも逃げられたとのことで、如何にミツバチ達に元気で暮らしてもらえるか、皆で知恵を絞っているところです。ずっと美味しい蜂蜜を分けて貰えることを願っています。