長野県上水内郡飯綱町

山浦佳奈子

山幸農園

りんご プルーン お米

◆お客さまへのごあいさつ
初めまして。山幸(やまこう)農園の山浦佳奈子と申します。長野県飯綱町出身で、このりんご農家で生まれ育ちました。当農園は私の曾祖父の代から約70年続くりんご農家であり、現在は両親と私の3人で生産・販売を行っています。


◆農家になった経緯
りんご農家に生まれ、畑で妹たちと葉っぱだらけになって遊びまわり、両親の育てたお米やりんご、野菜を食べて育ちました。小さいころから農家になる気は全くなく、サラリーマンになる道を選びました。
そんな私にとって転機だったのは、サラリーマン時代に経験した東南アジアでの生活です。文化や気候が違う国では、日本食は高級な料理として浸透・確立していました。スーパーやウェットマーケットと呼ばれる市場では、生鮮食品の品ぞろえや品質管理、また味も日本のそれと全く違ったもので、大変衝撃を受けました。東南アジアのローカルな生活は、日本とはまた違った魅力と活気にあふれていて、どんどんはまっていきました。そして同時に気づいたのは日本の生鮮食品の偉大さでした。野菜、果物、肉、どれをとっても安くてきれいでおいしいって、すごいなと感動したんです。
実家のりんご農家には後継者がいませんでした。せっかくおいしいものを作り続けてきた両親のりんごをなくしてしまうのはもったいと思うようになり、思い切ってサラリーマン生活をやめ、日本へ帰国。そして、両親の経営するりんご農家で働き始めました。体力仕事や暑い中外で仕事をするのは大変なときもありますが、四季を楽しみながら仕事をできることに日々感謝しながら働いています。


◆生産物・地域の紹介
取り扱い品種(出荷時期目安)
【りんご】
・シナノリップ(8月20日頃)
・つがる(8月末~9月20日頃)
・シナノドルチェ(9月20日頃~10月上旬)
・シナノスイート(10月上旬~下旬)
・ジョナゴールド(10月中旬~下旬)
・秋映(10月中旬~下旬)
・紅玉(10月中旬)
・王林(11月上旬~中旬)
・陽光(11月上旬~中旬)
・ぐんま名月(11月上旬~12月上旬)
・ムーンルージュ(11月上旬)
・シナノゴールド(11月~1月)
・グラニースミス(11月~1月)
・ふじ(11月~2月)
現在栽培中・今後販売予定の品種
・ブラムリーズシードリング
・ベルドボスクープ

【プルーン】
・サンプルーン(9月上旬)
・オータムキュート(9月中旬)

【お米】
・コシヒカリ

山幸農園のある飯綱町(いいづなまち)は、長野市より北へ20キロほどに位置します。昼夜の寒暖差が大きいため、りんご栽培に適した町だといわれています。長野県は南の方からりんごの収穫が始まります。そのため同じ品種でも、飯綱町の収穫時期は比較的遅く、長野市内と比べても約1週間ほど遅れてピークがやってきます。

◆伝えていきたいこと・信念
見た目の良さを優先し、農薬や化学肥料を使った農業がまだ一般的だった昭和50年頃から、『安全でおいしいりんごを作りたい』と減農薬栽培に取り組み始めました。
現在では、農林水産省の定める「特別栽培農産物基準」を満たした栽培を行っており、農薬の使用回数は長野県北信エリアの慣行回数の半分以下に抑えています (除草剤なども一切使いません)。
農薬を減らすということは、害虫被害や病気の発生リスクが高まるということ。農薬に頼らずとも、害虫や病気に負けない強い木を育てるため、土壌づくりに力を入れて取り組んでいます。
気候や自然環境によって出来が左右されてしまう農作物。真っ赤なりんごじゃなくても、味はおいしい。食品は見た目だけで判断しないでほしいということを、消費者の皆様へ改めて伝えていきたいです。


◆今後の展望・夢
農業っていいな、楽しそうだなと一人でも多くの方に思ってもらえるように、情報発信をしていきたいと思います。りんごのおいしさに限らず、田舎で暮らす楽しさやすばらしさ、苦労もあるけれど、全部ひっくるめて魅力的な飯綱町での生活をアピールしていきたいです。また、日本人だけでなく、飯綱町に外国人がりんごを買いに来たり、就農体験できるような環境を提供できるようにするのが、私の目標です。