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小暮昇一

滋賀県愛知郡愛荘町

小暮昇一 | 愛知川養殖漁業生産組合

琵琶湖産鮎(養殖)

滋賀県の琵琶湖で採れた稚鮎(琵琶湖産鮎)を養殖している愛知川(えちがわ)養殖漁業生産組合の小暮克明と申します。 年間100トンほどの鮎を数十年継続して生産しております。 私で2代目です。見た目に反して物腰穏やかな紳士と言われています。 わからないことがあれば、気軽に何でも聞いてください。 長いですが、琵琶湖産鮎のこだわりやストーリーについて一読いただければ幸いです。 ■自社で全て琵琶湖の稚鮎から育てあげた、こだわりの鮎 <琵琶湖産鮎へのこだわり> 創業50年から変わらず養殖用の種苗は琵琶湖産鮎を使用しています。琵琶湖産の養殖鮎は、近年流通の大半を占める人工的に卵から孵化させて育てた鮎と比べて、姿・形が美しく、匂いも良く、ウロコがきめ細かくなめらかで、骨や皮がやわらかいため食感に優れています。 <ミネラルが豊富な飼育水> 地下230mより鈴鹿山系の伏流水から汲み上げたミネラルが豊富な良水を潤沢にかけ流し育成しています。水道基準にお墨付きをいただいていますので、我が家では上水道を引くこともなく、生活にはこの地下水を使い生活しています。お陰様で家族は健康で病気知らずです。 <露地の養殖池へのこだわり> 近年の鮎養殖は病気を防ぐためにハウス養殖が当たり前になっていますが、当組合では気候に揉まれ野性味が溢れる鮎にすべく、河川の過酷な環境の流れを養殖池の中でも再現し、無駄な脂が落ち、程よく身が締まった鮎に育ちます。 <鮎の餌へのこだわり> 当組合が使用している餌は、飼料メーカー様との長年の共同開発により、タンパク、ビタミン、ミネラル等を従来鮎の養殖に使われている餌よりも増強して、高品質に仕上げています。 稚魚から成魚の出荷までの間、一貫して高品質の餌を使用しておりますので、天然鮎や他の養殖鮎より高タンパクであり、ビタミンなどの栄養値も高いです。 漁業関係は不景気と言われており、何事もコストを下げることに着目しがちですが、コストのかかる高品質の餌を、一度の発注での大量生産、大量輸送により、飼料メーカー様にコストを下げていただいておりますので、いつも変わらずに美味しい鮎を生産しております。 どうぞよろしくお願い致します。
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