今、分断が進む都市と地方は、双方が課題を抱えています。
私たちの使命は両者の間にある「分断」をつなぎ、かきまぜ、その境目をなくすこと。

今回のイベントでは、各分野のトップランナー総勢50名以上を招き、トークセッションを行います。
このイベントが、日本中あらゆる場の可能性を花開かせる、第一歩になることを願っています。

私たち雨風太陽のミッションである「都市と地方をかきまぜる」 イベントのオープニングとなる本セッションでは、関係人口の提唱者でもある高橋博之が都市と地方の関係性について、口火を切ります。今回のイベントにご参加いただくみなさんが、何かを感じて、動き出すきっかけとなるように。 そして、日本初のインパクトIPOを目指す、雨風太陽の未来について語ります。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で耳にすることも多くなった「2拠点居住」都心での仕事を続けつつ、地方に暮らしの軸足を移すという生活は、ライフスタイルの新たな選択肢として広がりつつあります。本セッションでは、二地域居住社会実装タスクフォースの座長を務める、衆議院議員の越智隆雄さんから、その意義とメリット、そして行政として、いかに社会実装を推進していくかをお話いただきます。また、当日は内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局で内閣審議官の西 経子様にも飛び入りでご登壇いただきました。

旅行者が農場や農村に足を運び、休暇・余暇を過ごす「アグリツーリズム」その普及に日本は失敗した、という意見があります。その理由はどこにあったのか、そして農泊の今後はどうなるのか。日本ファームステイ協会理事長である皆川芳嗣さんとともに、日本における農泊の現在地と未来について語ります。

漁師が魚を穫るだけの時代は終わったのか━
昨今、SDGsの目標14のように海の資源を守る取り組みが注目されるなか、漁村では、海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する”海業”という取り組みが始まっています。漁村のにぎわい、地域のにぎわいを取り戻すために何が必要なのか。和歌山東漁業協同組合 代表理事組合長の吉田俊久さんと、水産庁漁港漁場整備部長の田中郁也さんから、事例も交えてお話いただきます。

観光庁が推進する「第2のふるさとづくりプロジェクト」何度も地域に通い、帰る旅は、いわば”粘着性のある観光”とも言えます。本セッションでは、観光庁で”第2のふるさとづくり”を担当している濵渦克樹さんより、そのプロジェクトの内容や採択された地域の先進事例を紹介した上で、”第2のふるさと”が普段の生活にどのような影響を与えるのかをお話します。

地方で企業が成長していくためには何が必要なのか。それは、いかに都市の住民を巻き込んでいくのか、という所にもあるのかもしれません。本セッションでは、農林中央金庫・アグリビジネス投資育成株式会社が出資をしている、秋田県の株式会社ゆう幸の佐々木幸生さん、香川県の小豆島ヘルシーランド株式会社・株式会社瀬戸内人の柳生敏宏さんを招き、地域の先頭を走る2社の先進事例をご紹介します。

「社会」と「お金」
一見して両立しないように思われる両者ですが、社会課題をビジネスで解決している企業があります。本セッションでは、株式会社ヘラルボニーの松田 崇弥さん・株式会社ユーグレナの永田暁彦さんから、事業に対する想いや課題感、今後の展望についてを、両社の出資元である株式会社丸井グループより、出資への想いや意義について、お話します。

小学生のお子さんと親御さんが生産者のもとで自然に触れて命の大切さを学ぶ、地方留学プログラム「ポケマルおやこ地方留学」
2022年の夏のアクティビティでは、お子さんが鹿の狩猟に同行し、解体、調理までを体験しました。地方での滞在が教育に与える影響とは何か。プログラムを提供した猟師の兼澤幸男さんと、プログラムに参加した栗原さん、藤田さんからお話いただきます。

「ポケマルおやこ地方留学」の開催地域対抗、プレゼンバトルを行います!各エリアの催行者が自身の地域のプログラムの魅力をプレゼンし、5名のうちから優勝者1人をその場で決定します。優勝を掴み取るのはどの地域か!乞うご期待です。

2021年にJALと雨風太陽で始まった地方留学プログラム“青空留学”。コロナ禍で改めて人との繋がりの重要性が浮き彫りになり、大学生は生きる実感を求めています。本セッションでは都市部の大学生が一次産業の現場に飛び込み、現場のリアルを知り、共にリアルな課題解決に挑む地方留学についてお話致します。

JALでは、「サウナ」を日本の観光産業におけるキードライバーにすべく「JALサ旅」と題して、2019年よりサウナツーリズムを展開。本セッションでは、サウナを目掛けて飛行機に飛び乗る老若男女の「サウナ愛」を、「サ旅」を通じて地域における関係人口創出、地域活性化に繋げている現状をご紹介します。

JALでは、現役客室乗務員を自身の故郷やゆかりのある地域に実際に移住させ、その地の課題発掘や解決のために活動させる「JALふるさとアンバサダー」制度を創設しました。本セッションでは、客室乗務員として培った知見を活かし、地域の方々と一緒に課題に取組み、地域の魅力を発信した事例を紹介させて頂きます。

ポケマル
チャレンジャーアワード 2023
〜都市と地方をかきまぜる〜

社会課題の解決に向け、挑戦する生産者"を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰する当社独自のアワード。 イベントの中でプレゼンテーションを実施し、最優秀賞を決定しました。

アワード受賞生産者さん

日本航空株式会社特別賞

兼澤幸男さん

岩手県大槌町
MOMIJI株式会社

官民連携の「大槌ジビエソーシャルプロジェクト」にて、持続可能なジビエ事業を実施。2020年よりジビエツーリズムを開催中。

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自由テーマ 最優秀賞

佐藤裕美さん

宮城県登米市
有限会社伊豆沼農産

多様な体験コンテンツの提供で地域の活性化に貢献。「生産者に一番近い農泊体験」モデルの実現、関係人口の増加を目指す。

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株式会社丸井グループ特別賞

篠塚政嗣さん

茨城県結城市
マーフィーズファーム

SNSで参加者を募って畑を自主開拓してもらう「ときどき農業」や、オンライン授業の開講など、農業を通したユニークな取り組みを実施。

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自由テーマ 優秀賞

稗苗良太さん

富山県魚津市
株式会社 NOROSHI FARM

文化・伝統の継承を意識したイベントやワークショップを開催。耕作放棄地の利活用も推進し、地域や農業に愛着を持ち、関わる人を増やしている。

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年度テーマ 最優秀賞

橋本純さん

三重県南伊勢町
友栄水産

「漁師のいるゲストハウスまるきんまる」を運営。真鯛の養殖場での餌やりや、真鯛の生け簀の中で鯛と一緒に泳ぐ「タイ験」等を提供。

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年度テーマ 優秀賞

奥野成樹さん

大阪府柏原市
かねおく

オーナー制ぶどう園にて、オリジナルワイン作りの農作業体験型事業を実施。年間にわたり100名以上のオーナー数を維持している。

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年度テーマ 優秀賞

富永邦彦さん

岡山県玉野市
邦美丸

注文を受けてから漁に出る「 完全受注漁」を行う。今後、体験コンテンツを通して消費者とともに、「“獲る“漁業から、資源を“守る“漁業」を目指す。

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農林中央金庫・アグリビジネス投資育成株式会社特別賞

筒井洋充さん

熊本県天草市
天草農工房ふぁお(narino)

不知火みかんの木オーナー制度、収穫体験の提供の他、民泊サービスを運営。「労働力確保」と「天草への訪問」を両立し、多くの人流を生んでいる。

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詳細はこちら 第一回の様子はこちら

ポケマル生産者のマルシェや
スポンサー企業のブースが出店!

ポケマル生産者の商品が買えるマルシェのほか、
スポンサー企業のブースも出店予定です。

  • イベント名
    都市と地方の未来会議
  • 開催日
    2023年6月17日(土)13:00~19:00
  • 場所

    東京ポートシティ竹芝 ポートホール

    〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階

  • アクセス

    JR浜松町駅 北口より徒歩4分 ゆりかもめ 竹芝駅 デッキ直通徒歩2分 都営 大門駅 B2出口より徒歩5分

  • 申し込み締切り日時

    2023年6月17日(土)

  • 料金
    ¥1,000-

    ※うち¥500はブースで使用できるチケットと引換

    ※お客様都合によるお申込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。

  • その他

    キッズスペースのご用意もございます