勝てる後継者を育てるために—日本初!ホタテ養殖にICTを導入
公開日:2017.11.06.更新日:2020.08.19.
現場のリアル!
いよいよ始まる
日本初!
ホタテ養殖施設管理にICTブイを導入
東京海洋大学と共同研究
▼施設に付けるブイ
▼施設の状態を検知するビンガー
今までの常識は正しかったのか?
既成概念にとらわれない
新たな養殖管理の確立を目指す!
そして
先駆者として、社会に一石を投じ続ける!
【高森さんにインタビュー】
—これを使うと、具体的に何がモニターできるのですか?
陸奥湾(特に湾口部)は、三陸と違い施設管理は、潮流などの関係で、水深調整など日々変化します。これによって、養殖施設の現在の状況を把握でき、データを積み重ねることにより新しい因果関係を見つけることができます!
他地域の方々は理解しがたい面もあると思いますが…。一定の水深ということは、あり得ません。
— この取り組みのねらいはなんでしょうか。
「職人技(養殖施設の水深調節)」を、
「ICTデータの蓄積」によって、ある程度までは誰にでもできるようにすることです。
漁師なら、10年後どうなるかは、普通に気にしてくるところです。
将来的には、養殖することすら難しくなる…
未来に何かを残したい!!
食の現場を活性化させて、意欲ある若者に「ホタテ養殖」という仕事を選んでもらいたいと思ってます。
そのための下地作りをコツコツしてる次第です。
食料確保が厳しくなる未来…
身近なところから、永久的に食べ物を供給できるように!
そして、リスペクトされる商売に漁師がなればいいと思ってます!
(2017.10.4)