都市の人も地域の人も、ひとつになった日

一週間があっと言う間に過ぎてゆくそれが農繁期。
遅くなりましたが、先週末は沢山の方にお越し頂きありがとうございました!
雨が降ったり晴れたり、不安定なお天気でしたが、
苗代の苗を取るのがみなさんとても上手で午前中のうちに田植えが出来、
半分終わった所で雨が降って来たので、土間でお昼。
みんなで自己紹介したり、トランペットを吹いていただいたり!

午後は一気に残りの田植えを雨が振る前に!と午前中よりさらにスピードアップして
植え、植え終わったと同時に晴天になりました(笑)

夜は今年も沿岸、山田の海賊と呼ばれている第八開運丸さんに送っていただいた
魚介類とジンギスカンでバーベキュー。
朝から晩まで外でみんなお疲れだったと思いますが、ただただ笑って植えて楽しい1日になりました。

次の日は食べる通信編集長の高橋博之さんを
地区の集会場にお招きして、
地元の方と前の日に参加いただいた方で輪になって座談会を開きました。
今の農業の日本の現状から孤独死、核家族、家族の住まい方など高橋さんならではの目で見たお話を聞かせて頂きました。

田植えに参加いただいた若い人達がなんで、こんな髪の長い、不効率な事をしている農家に集まるのか?
地区の方は聞かせて欲しい、と参加いただいた方達に質問しました。
「農家に出会ってしまったから」「学歴の高い大学に入ったけれど、親も反対するけど、命を作る農家になりたい」
「都会よりもこういう暮らしに興味がある」
いろいろな意見に、地区の方も、今回役があるからこの会に参加しただけでしたが、話が聞けてよかった。私も体調を崩して農業は出来ないけど孫のためにお米を作り続けたい。私も昔東京に行って…。
など普段部落の集まりでは聞けない、思いや経緯などを言葉にして聞かせてくれました。
だからといって、現状は自分達なりの農業に変わりはないのですが、
ここからスタート出来たような気がして、夫はこみ上げる嬉しい思いがあったそうです。
時間も予定時刻を1時間オーバーして、温かく会は終わりました。

最初に植えた田んぼからぐんぐん雑草が伸びて来ているので、これからは草取りの日々が始まります!!

あっその前に、明日明後日、ゲストハウスの改修します。
土曜13時ごろから、日曜午前中からやっていると思うので
是非いらしてください!

(2017.06.16)

Writer

岩手県遠野市

伊勢崎克彦

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