サユールイトシロではジャガイモも、、もちろん無肥料自然栽培で育てていますが、種イモを昨年よりすべて自家種＝自家増殖（昨年採れた芋を種イモにすること、だそうです）にしています。 自家増殖自体はすでに5年ほど前から少しずつ進めてきまして、昨年から種イモの購入をやめてすべて自家種に切り替えた、というワケです。 ジャガイモの自家増殖による栽培は正直言って難しいと思っています。どうしてもジャガイモの病気が出たり、収穫量も少なくなりがちですし、冬季の種イモの保存など気を付けていかなければいけないことは多いのです。 それでも、何故自家増殖にこだわるかといえばやはり「安心」ということになると思います。 今年のジャガイモは全体に小ぶりでした。石徹白ではジャガイモは7月末から収穫になります。ですのでこれから出すのは掘りたての新じゃがです。皮も柔らかいので小さいものはどうぞそのまま調理してください。 それにジャガイモも美味しいところは皮と実の間にある！という方も多いくらいですので、是非丸ごと召し上がるのをおススメします。 ●ジャガイモは以下の3種です。 ※キタアカリ・・・ご存じ人気の品種です。ホクホク系で安定のおいしさです。 ※タワラムラサキ・・・紫の少々まだらの皮に中は少し黄色いジャガイモです。実にたくましい品種で、自家種でもあまり病気にならないのでとても頼りがいがあります。 ※メークイン・・・こちらも定番ですね。ネットリ系の代表みたいな感じでカレーといえばメークインというくらい。煮崩れしにくいです。これは冬越しさせるとビックリするくらい甘みが出るんです（でも冬まで持たせるのもなかなか難しい） 是非、いろいろな料理に挑戦してください！ （当園の加工品とのセットも用意してます。チェックしてみてください）