鴨さんの菊芋～土のなかに眠る、冬の贈りもの ～

～土のなかに眠る、冬の贈りもの～ 三鷹の土と四季に育まれた、冬のごちそう野菜。 香り、甘み、食感。すべてが“自然のまま”の一品をあなたの食卓へ。 冬の訪れとともに、鴨志田農園では土の中で静かに育ってきた菊芋が旬を迎えます。菊芋は、芋という名前がつきながらも実はキク科の植物。地中にできるコロコロとした根が食べられる部分で、寒さに当たるほど甘みや風味が増していく不思議な野菜です。 鴨志田農園の菊芋は、東京・三鷹という都市近郊の環境で、地域の資源を活かしながら丁寧に育てています。私たちは「地域の循環の中で育てること」を大切にし、堆肥づくりから野菜づくり、収穫までを一貫して行っています。堆肥には農園周辺で集めた落ち葉などを再資源化したものを用い、自然に寄り添った栽培を心がけています。 そのため、農園の菊芋には育った土地の香りがほんのりと感じられ、皮を薄くこすり洗いしただけで使える自然な風味が魅力です。 菊芋は近年さまざまなメディアで紹介されることも増え、注目度の高い野菜ですが、実際に食べてみるとその“扱いやすさ”と“美味しさ”に驚く方が多くいらっしゃいます。生のままスライスするとシャキッとした歯ざわりとさっぱりとした甘みが広がり、火を通すとホクホク感とシャキッとしたコシが同居する独特の食感を楽しめます。ほくほく系の芋とはまた違う魅力を持つ、個性的で親しみやすい野菜です。 ◆どんな料理にも馴染む、包容力のある野菜 菊芋はクセがほとんどなく、料理のジャンルを選びません。 ・素揚げにすると香ばしさが際立ち、カリッとした外側とほくっとした内側のギャップが楽しめます。 ・ローストすれば、オリーブオイルや塩との相性が抜群で、冬のメインディッシュの付け合わせにも最適。 ・スープやポタージュは、やさしいとろみと自然な甘さが引き立ち、温かい一皿になります。 ・和食とも相性が良く、きんぴらや味噌漬けにすると、ご飯のお供にもぴったり。 ・サラダに生で加えると、シャキシャキ感がアクセントになり、旬の香りをダイレクトに楽しめます。 食べ方がわからない初心者の方でも、気負わずに試せる。それが菊芋の魅力です。 また、菊芋は保存性が高いのも特徴です。涼しい場所で保管すれば比較的長持ちし、必要な分だけ少しずつ使えるため、忙しい毎日の料理にも取り入れやすい食材です。土付きのままお届けするのは鮮度を保つための昔ながらの知恵で、自然のままの状態が一番長持ちするという農家としての経験に基づいています。 冬の食卓に、旬の香りと楽しみを。 鴨志田農園の菊芋を、ぜひこの機会に味わってみてください。 届いたその日に調理できるよう、簡単なレシピも同封いたします。 当園Instagramでも随時、レシピや調理の工夫を発信しています。 ▶︎ Instagramはこちら https://www.instagram.com/kamoshida_farm/ ◆安心して食卓に迎えていただくために 鴨志田農園では、堆肥づくりから植え付け、収穫まで、すべての工程を少人数で丁寧に行い、“顔の見える生産”にこだわっています。 農園主の鴨志田が自ら畑に立ち、日々生育状況を確かめながら育てているため、野菜の生長を手のひらで感じるような感覚で収穫時期を判断しています。 収穫は気温が下がる晩秋〜冬にかけて行われます。農園スタッフが一つひとつ手で掘り起こすことで、傷がつきやすい菊芋を丁寧に扱い、「きれいな形」「割れの少なさ」「みずみずしさ」を保ったままお届けできます。 ◆菊芋を贈り物としても 見た目の素朴さとは裏腹に、「意外と使いやすい」「また食べたい」「家族が気に入った」という声を多くいただきます。季節の贈り物や料理好きな方への手土産にも喜ばれるほか、自然の恵みを分け合う感覚で贈れるのも旬野菜ならではの魅力です。 ◆環境へのやさしさも大切に 収穫からお届けまでの過程でも、できるだけ環境に負荷をかけない方法を選んでいます。 包装には新聞紙やクラフト紙など自然素材を用い、プラスチックは極力使用していません（木質由来セロテープのみ使用）。 ◆保存のポイント ・乾燥に弱いため、新聞紙などに包んで涼しい場所で保存してください。 ・スライスして冷凍保存も可能です。 ・甘酢漬けにすれば、長く楽しめます。 見た目は素朴でも、しみじみとおいしい冬の恵み。 あたたかいお味噌汁や、ホクホクのおかずの一品に。 畑からの冬便りとして、ぜひご賞味いただければ嬉しいです。 ※写真はイメージです。 ※形や大きさにはばらつきがあります。