柔らかヘルシー食べる昆布！利尻昆布の『棹前昆布』

珍しい利尻昆布の『棹前昆布』 棹前昆布の『棹前』の意味をご存知でしょうか？ 出汁用の成熟した利尻昆布の本格的な漁期は7月から9月になります。 その時期の昆布漁解禁を『棹入れ』といいます。『棹』は昆布を採取時に使う漁具です。 棹を入れる前の成育途中の若い昆布を採取するので『棹前』といいます。 礼文島では2月から4月に冬の荒波によって自然に抜けた昆布を昆布を『拾い昆布漁』で採取して乾燥・選葉作業をして製品にしています。 自然に抜けた昆布を採取するので生産量も不安定です。 近年、海洋変化（高水温）の影響で資源量の減少と担い手不足なども影響して流通量も少なくなっています。 棹前昆布・早煮昆布と言えば柔らかく厚さも薄いのですぐ煮えるので具材としても活躍します。 昆布巻・鮭の重ね巻き・佃煮・煮物・蕎麦やうどんの具・焼き昆布・サラダなど食べる昆布として活躍します。 調理前のポイント 付着物の砂や小石などついてる場合があるのでかぶるくらいの水に3分程度浸して除去します。 戻した水は余計な塩分やエグ味、付着物が残っているので使用しません。 新しい水に15分〜30分浸すと柔らかくなり戻し汁も活用いただけます。 ⚫︎本品に使用している昆布は、えび・かにが生息している海域で採取しています。 ⚫︎まれに砂・小石・貝などが付着している場合があります。 ⚫︎昆布の表面に白い粉状の旨み成分が浮き出ていることがあります。 保存方法 直射日光・高温多湿を避け常温で保存して下さい。 栄養成分表示（100gあたり） （こんぶ類）りしりこんぶ　素干し エネルギー　 132kcal タンパク質　 8.0g 脂質　　　　 2.0g 炭水化物　 56.6g ー食物繊維　 31.4g 食塩相当量　 2.7g カルシウム　　760mg ※出典　日本食品標準成分表