【ビーツの特徴と栄養】 ボルシチにかかせなビーツは、ほうれん草と同じアカザ科の野菜です。泥臭さのある甘みが特徴です。鮮やかな色素はベタシアニンで、ポリフェノールの中で特に抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を取り除いて脳を守ったり、老化を防ぐことが期待できます。帆王府な硝酸塩が一酸化窒素に変わり、脳の血流を良くして認知症の進行を遅らせるという研究もあります。 【栽培のこだわり】 農薬不使用はもちろん、ビーツが肥大しすぎると土臭さが増すので、大きくなりすぎないように管理、収穫しています。 【ビーツの保存方法】 葉は切り落とし、別々に保存します。新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。根を冷凍する場合は、皮を剥かずに水から下茹でし、覚ました後に皮を剥き、カットして保存袋へ入れます。 【下準備】 皮付きのままかぶるくらいの水を入れ、塩と酢を加えて、竹串がスッと通るまで弱火でゆっくり茹でる。目安は30分程度です。茹であがったら皮を剥き、スライスして調理します。また、皮付きの物をホイルに包み、180度のオーブンで40分ほど焼いてもOK 【オススメの調理方法】 抗酸化成分ベタシアニンが逃げてしまわないように、茹でる時は皮付きのまま行います。酢につけると鮮やかに発色します。サラダの場合は、色がほかの野菜に移らないように、食べる直前で盛り付けます。 ※参考「体を整える野菜辞典」「野菜の便利帳」