広島県産「緑黄(りょくおう)色レモン《約19〜23個入》

【広島県産レモン今年の作柄】 2023年１月２４日〜２５日、強い寒波が襲来。２４日の日が落ちたころから県内の島しょ部や沿岸部ではー２℃が１２時間以上も続き、果実が腐ったり樹体への枝枯れの被害が発生し、樹体が衰弱。2024年は、猛暑日が続き、さらに雨が少なく、樹勢が弱り枝や葉が枯れ込む被害が出ましたが根気強く灌水を行い、無事に乗り越えることができました。 (1)「緑黄(りょくおう)色レモンとは?」 レモンは11月中旬からは実が大きくて果汁も増え、果皮が黃緑色に変わります。 (2)「緑黄色レモン」の品種は？ 　『緑黄レモン』の品種は「リスボンレモン」です。酸味は、8%と一番高く、果形は大きく果汁も多い、さわやかな香りをもつレモンです。お料理やお飲み物など、幅広く利用できます。皮は、料理や和菓子、果汁は、お酒など、幅広く利用されています。 (3)菅原オレンジ農場の取り組み 広島県呉市は、国産レモン発祥の地。菅原レモン園は、栽培の相談、見学、レモン狩り、農業研修、職場体験学習にも取り組んでいます。2023年より「レモンの学校」を開校し、県内外からレモン好きな方からレモン農家をめざす若者、農業法人の方など、1年間栽培技術を学び巣立っています。卒業後、レモン栽培を始めた方もおり、今年も2期生が卒業しました。 (4)産地の特徴 　広島県呉市下蒲刈町は、年平均気温が15.5℃以上と温暖で、周りを瀬戸内海に囲まれているため年間の温度差が少なく（冬暖かく、夏涼しい）日照時間も豊富なため、レモンの栽培に適しています。栽培されているレモンは、ミネラル豊富な谷川の水で栽培をしています。レモンの木には、ミネラル豊富な谷川の水を与えているため果実の太りがはやく、大きく、ジューシーなレモンが人気です。 (5)【栽培・生産のこだわり】 　レモン栽培の基本は「土づくり、根っこづくり」です。レモンの根は、酸素の要求量が多く、土の中で活発に呼吸をしています。そこで、堆肥を入れて土を柔らかくし、水はけが良好で、過乾燥になりにくい状態に保ち、細根が伸びやすい土づくりをしています。特に、長雨や夏秋期の高温・乾燥により有機物の分解が激しくなっているため、有機物の投入を積極的に行っています。 ▼数量、分量の目安 約20個〜23 個　ゆうパック80サイズ 【安全へのこだわり】 　レモン園にミニヤギ（トカラヤギ）を放牧して除草をしています。除草剤やワックス、防腐剤は不使用なので安心してお使いください。病害虫が発生する原因として、①病害虫自体の発生⓶環境要因③栽培管理の不手際が考えられます。 　病害虫被害を防ぐために、害虫を歯ブラシで取り除いたり、トゲや枯れ枝を剪定したり、葉の裏表を水で洗い流して、害虫の多発や繁殖を防ぐようにします。また、かいよう病を防止するために、病気が発生した枝・葉・果実、枯れ枝は徹底して手作業で取り除いています。 【レモンの保存方法】 （１）丸ごとレモンを保存 ①レモンは、洗わずに1個ずつラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ入れます。 （２）残ったレモンを冷凍保存 ①レモンをスライスし、重ならないようにラップに広げて包む。 ⓶ラップしたレモンを冷凍保存袋に入れて冷凍室へ入れます。 （３）果汁を絞って7製氷皿に入れて冷凍して凍らせて使います。 【発送について（お願い）】 　※島の郵便局は、土日がお休みのため、レモンの発送は月曜日から金曜日の発送になります。配達希望日はできませんが、希望時間帯の指定は可能です。 ★ゆうパック80サイズで箱詰めします。四角い箱にめいっぱい詰めるため、レモンが大きさや形がふぞろいになります。どうぞご理解下さい。