「岩手の桃も、よがんすよ！！」 私が桃栽培を始めようと思ったきっかけは、当たり外れのある桃に出会ったのがきっかけで、お金を払ったのにと、悔しい思いをしたのがはじまりで、じゃあ自分で栽培すれば、毎回当たりの甘いおいしい桃が食べられるのではないかと思ったからです。 栽培して10年が経ちますが、初生りの年は、野球ボール位の小さい桃でした。それでも、完熟した桃が食べたいと思い、赤くなっても数日実らせたままにしてから食べた時の感動は忘れられません。 その時、お店に並ぶ桃の半分は、店頭に並んでから日持ちを良くするために若干未熟なまま収穫したものがあるということを知りました。　確かに、刺し身の様に賞味期限が数時間の様な物だと、お店の棚に並んでいる時間が短く、その日の夕方には半額の値引きシールが貼られ、次の日、また次の日まで売ることができません。 だったら、少し未熟でも収穫して、一日でも長くお店に並んでいたほうが良いというどこかの桃農家さんの気持ちは理解できます。 しかし、本当においしい完熟した桃が食べたいと言うお客さんにとってはどうでしょう？　折角お金を払って桃を買ったのに、甘くなかったら、それはただの損になります。 置いておけば甘くなるなんてこともありません。硬めの桃は、柔らかくはなりますが、糖度は劇的には変わりません。 田屋果樹園の桃は、そんな桃好きのあなたの期待に答えたい一心で、樹上完熟を心がけています。収穫時期には樹に実っている一つ一つの桃と毎日面談します。毎日です。目で見て、果皮に優しく触れてみて、「今だ！！」という時に収穫します。その分日持ちはしませんが、おいしくてなんぼです。田屋果樹園の桃が、お客さまの食卓で、「美味しいね！！」と声をかけて食べてくださる事を想像しながら、日々お世話をしています。 ▼品種・味の特徴 桃といえば白桃。ジューシーで、もちもちとした歯ごたえもあり、たくさんの方に愛されている品種です。 果肉がやや硬めなので、食べごたえバッチリです。 ▼数量、分量の目安 2キロ（約6玉） 3キロ（約10玉） 家庭用３キロ（擦れ傷　小玉等　玉数の指定はできません） ▼栽培/生産方法、こだわり 一番美味しい日を狙って収穫しています。